亀の歩みのようにトロトロ進んでいるこのトピックですが、最初オペアンプの解説をしていて、伝達関数に入り、そしてトランジスタに、ということでごちゃごちゃになってしまいました。
そこで今までの知識を利用して、「回想録」で紹介した回路の解説をしてみます。
「割り算回路を安く作れるか」(自慢話みたいですみません)
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/6560264.html
ここにちょっと規模の大きい回路が出てきています。最初の図です。(再掲:少し書き換えてあるのは内緒です)

アナログ回路得意、という人には何でもないかも知れませんが、なじみがない人には???と思います。
設計はせずとも、とりあえず大ざっぱに動作の流れだけは把握したい、というノリで見てみましょう。
最初は回路図下側です。
オペアンプの周辺の構成は、差動増幅器のようですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/5083889.html
で、出力にトランジスタが付いています。
出力のトランジスタは PNP エミッタが抵抗を通して電源につながっているのでリニア動作です。
それとこちらの説明を参考にしてみます。
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/5354687.html
オペアンプの場合、(-)端子に流れ込んだ電流が出力に向かって、帰還抵抗(この場合はトランジスタを含んだ帰還回路)で電流-電圧するように出力を出す、ということですから、赤い矢印のところが差動増幅器の演算結果が現れる点と考えて下さい。
まず、この点にどんな電圧が現れるか考えてみましょう。
差動増幅器の演算は、(+)端子と(-)端子の電位差((-)端子から見た)を(+)端子に接続してある入力側でない方の抵抗の先の電位にを中心に出力する、でした。
なので、ここでは入力の(+)端子の電位がグランドですから、(-)端子の電位(正の方向のみ有効)に相当する電位差が +12V から下向きに赤い矢印の点に現れます。その電位差が抵抗 Rs で電流に変化されて制御電流 Is となります。
つまり、この差動増幅器+トランジスタは入力信号を Rs で電圧電流変換する回路だと云うことが分かります。
長くなりそうなので、今回はここまでです。
次は、アンプ2について説明してみようと思います。
そこで今までの知識を利用して、「回想録」で紹介した回路の解説をしてみます。
「割り算回路を安く作れるか」(自慢話みたいですみません)
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/6560264.html
ここにちょっと規模の大きい回路が出てきています。最初の図です。(再掲:少し書き換えてあるのは内緒です)

アナログ回路得意、という人には何でもないかも知れませんが、なじみがない人には???と思います。
設計はせずとも、とりあえず大ざっぱに動作の流れだけは把握したい、というノリで見てみましょう。
最初は回路図下側です。
オペアンプの周辺の構成は、差動増幅器のようですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/5083889.html
で、出力にトランジスタが付いています。
出力のトランジスタは PNP エミッタが抵抗を通して電源につながっているのでリニア動作です。
それとこちらの説明を参考にしてみます。
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/5354687.html
オペアンプの場合、(-)端子に流れ込んだ電流が出力に向かって、帰還抵抗(この場合はトランジスタを含んだ帰還回路)で電流-電圧するように出力を出す、ということですから、赤い矢印のところが差動増幅器の演算結果が現れる点と考えて下さい。
まず、この点にどんな電圧が現れるか考えてみましょう。
差動増幅器の演算は、(+)端子と(-)端子の電位差((-)端子から見た)を(+)端子に接続してある入力側でない方の抵抗の先の電位にを中心に出力する、でした。
なので、ここでは入力の(+)端子の電位がグランドですから、(-)端子の電位(正の方向のみ有効)に相当する電位差が +12V から下向きに赤い矢印の点に現れます。その電位差が抵抗 Rs で電流に変化されて制御電流 Is となります。
つまり、この差動増幅器+トランジスタは入力信号を Rs で電圧電流変換する回路だと云うことが分かります。
長くなりそうなので、今回はここまでです。
次は、アンプ2について説明してみようと思います。