“百人一首”とは鎌倉時代の早期に、
「藤原定家さん」が選んだ和歌の傑作選です。
1235年5月27日は京都、嵯峨の小倉山に有った
「藤原定家さんの別荘」で“小倉百人一首”が完成
された日とされています。
西暦600年代、飛鳥時代の「天智天皇」の
“秋の田の刈り穂の庵の苫を荒み
我が衣では露に濡れつつ”から
1200年代、鎌倉時代初頭、「承久の乱」も生々しい
頃「順徳天皇」の
“百敷や古き軒端のしのぶにも
なほあまりある昔なりけり”までの百首が
ほぼ年代順に納められています。
句の全ては「古今集」から「続後勅撰集」までの
１０集の「勅撰集」選ばれています。
現在の「かるた遊び」と結びついた遊び方は
戦国時代、天正年間にポルトガルから「カルタ」が
伝来し、それが江戸時代に入り、公家や江戸城の
大奥に広まり、「版木」の発達にも後押しをされ
庶民の間に広まったものです。
それまでは、平安時代の頃から「貝合わせ」の
遊びの素材として、専ら「公家社会」に限られての
遊びに限定されたものでした。
それにしても“よくぞ選び抜いたもの”と感心しきりです。
「天智天皇、持統天皇」から「柿本人麻呂、山部赤人、
大伴家持、僧正遍昭」、「小野小町、伊勢、右近、和泉式部、
紫式部、清少納言」、「西行法師、鎌倉右大臣実朝さん」等、
宮中、公家武家、男女を問わず錚々たる「歌人」の
名前と代表句が並びます。
いつもながらのことですが、
「日本語そのものの秀逸さ」と
「その日本語を自在に駆使して、感動の表現にまで
到らせる技」には、驚嘆させられてしまうものが
有ります。
「百人一首」にも数々あると耳にしますが、
「小倉百人一首」は、間違いなく「日本の誇る
先人の遺産の一つ」であると思います。
「嘆けとて月やは物を思はする
かこち顔なるわが涙かな 西行法師」
何度夜の空を見上げて呟いたか、
数え切れないほどお世話になった一句です。
我家の“リオ君”は
「あいうえお」からの
五十音のリズムが取れ、
「は」行までは言えるように
なりました。
もう一歩のところです。
昨日の夕方の
「ゴミ出し」では
35リットルの大きなゴミ袋を
少し引きずりながらも
集積場所まで頑張ってしまいました。
「リオ君がやる」と言って、
お手伝いは無しでした。
どんどん、
何でもできるようになる
“リオ君”です。
「良いぞ、良いぞ、リオ君」です。
錦や栄の飲食関係のお客様の
仕事も徐々に戻り始めて来ています。
名刺、封筒、会計表、領収証、箸袋、
コースター、ライターなどノベルティー、
雨も上がり
今日も楽しみです。
よろしくお願い致します。
アンクリエイト
