フランス パリのセーヌ川畔、シャンドマルス広場に建つ
“エッフェル塔の落成記念日”です。
1789年、「フランス革命」から100周年の記念事業として
「パリ万国博覧会」が開催されました。
この目玉として、“エッフェル塔”が建設されました。
当初の高さは300.25m(現在は1959年にラジオアンテナを
設置したため330mです。)でした。
東京タワーが出来るまで、世界で最も高い高さを誇る
建造物でした。
1789年3月31日に落成式を行い、5月6日の「万博の
開幕日」に開業しました。
万博の閉幕後には取り壊される予定でしたが、
余りの人気の高さに取り壊されることなく現在に至り、
現在も、パリを代表する建造物、観光名所として
人々に愛されています。
数え切れぬほどの映画や舞台、音楽に登場して
来た“エッフェル塔”ですが、一面では、現代社会の
基本となっている「民主主義、資本主義」への
端緒となった「フランス革命」を記念するものでも
有ります。
「フランス革命」と言えば、アメリカの「独立戦争」と
ほぼ時期を同じくして、「市民革命、ブルジョワ革命」を
実現した革命として特筆される革命です。
1789年7月14日から1795年8月22日に掛けての
革命でしたが、フランスでは今でも毎年の7月14日は
「パリ祭、フランス革命記念日」であり、
「フランス共和国の建国記念日」として多くのイベントや
行事が催される「特別な日」として扱われています。
世界の潮流の中でも、この「フランス革命」によって、
アンシャンレジーム体制(絶対主義、王権神授説)からの
決別と、
「法の下の平等」、「自由な私的所有制度」、「権力の分立」、
「自由権の保障」等、「憲法」という概念による
現代社会の根本を為している「人権の保障」を
国家の基軸として獲得したとされています。
「エッフェル塔」には良いイメージばかりですが、
「ルーブル美術館」には、苦い思い出が有ります。
娘が、大学時代に旅行した折のことですが、
「ルーブル美術館」で置き引き?(盗難)に有ってしまい
電話で救援を求めてきましたので、大急ぎで
送金手配をしたことが有ります。
うかつで、隙だらけの娘のことでしたので、
充分注意するように含めて送り出していましたが、
「大慌てな思い」を経験させてもらいました。
勿論、「エッフェル塔」や「ルーブル美術館」には
何の罪も有りません。
あくまでも個人的で感覚的な現在の
私の印象です。
我家の“リオ君”は、
散歩に出ても、
車に乗っても、
「髙~い鉄塔」に
興味津々です。
田園地帯に入りますと、
送電線の高い鉄塔が
山際まで、遠く霞みそうな
ところまで見通せます。
なかなかの迫力です。
家でも、
「高いところ」へ上がりたがります。
先日は、ベッドの上に乗り
ぴょんぴょん飛び跳ねて
大はしゃぎです。
何度も「やめなさい」と
たしなめますが、
本人はすっかり有頂天です。
端っこで、飛び跳ねたため
でしょうか?
ベッドから下へ転落です。
見ている方が慌てました。
本人も「ギャン泣き」です。
幸いけがは無さそうで
良かったですが、
二度と繰り返さないように
きつく言い含めました。
「話せば判る、リオ君」だとは
思うのですが、
又、やりそうな気もします。
なかなか思ったようには
行きません。
“リオ君”です。
3月も今日でおしまいです。
「まん延防止」は一段落しましたが、
「オミクロン株」のしぶとさには
翻弄されている気がします。
急激な変化と言うよりも
徐々に徐々に、生活リズムそのものを
併せて行くべきものかとも思われます。
定かな見通しの
見えにくさは誰しもだと思います。
お客様のお手伝いに
なりますように、
今日も宜しく
お願い致します。
アンクリエイト

