1950年3月23日、「世界気象機関(WMO)」が発足

したことを記念し、その10年後の1960年に

「国際デー」の一つとして制定された記念日です。

 

今年の“世界気象デー”のテーマは「海洋と

私達の気候、天気」とされています。

 

太平洋、赤道域の海水温の変化により、日本の

天候、天気も大きな影響を受けています。

毎年のように、「0,5度以上高いエルニーニョ現象」、

「0,5度以上低いラニーニャ現象」の言葉が

気象予報には繰り返されているように思います。

 

私は、愛知県の内陸部で育ったせいもあり、

「伊勢湾台風」の暴風雨の恐ろしさは経験しましたが、

「荒れ狂った海」の怖さは直接経験することなく

育ちました。

 

始めて、目の当たりにしましたのは、学生時代です。

瀬戸内海のとある「海水浴場」で、「監視員」の

アルバイトをひと夏経験しました。

期間中は、どこの海水浴場にもある、「海の家」で

留守番も兼ねて泊まり込んでいましたが、

その時、「台風の襲来」を受けました。

 

瀬戸内海という内海ですので、普段は波穏やかですし、

少々の台風がきたところでどれほどのことでもと

考えて就寝していましたが、風の音が騒がしく、目をさまし、

海の方へ眼を向けますと、盛り上がって押し寄せる海面の

迫力に圧倒されるものがありました。

 

普段の水際からはかなり高い所に「海の家」は有りましたが、

床下まで波が洗いはじめ、すぐ背側の防波堤の内側へ

避難して一夜を明かしました。

 

それまでの私の想像の上を行く「海と水の破壊力」を

経験し、目の当たりにさせてもらいました。

 

「山登り、山歩き」の際にも、「天気、天候への注意」は

必須のものと体感させられてもいます。

 

また、一見では全く別の現象のように見えますが、

私が関心を示すべきと考えている現象に

「海洋の酸性化」という問題が有ります。

 

「大気中に放出された二酸化炭素の一部が海水に

溶け込み、少しずつ酸性化して行く現象」です。

 

「海洋の酸性化」は、海洋の生態系に重大な影響を

もたらします。

サンゴ礁の発達や形成を阻害したり、貝類の生育を

阻害し、小型化させたりなど目に見える現象と同時に

「海洋の二酸化炭素の吸収、取り込み能力の減少」から

更なる「温暖化の加速」という根深い要因でもある

という問題です。

 

日本では、海浜の開発なども有り、魚介類の生産は

極端なほど落ち込んできています。

熊本県産の偽装の報道などでも話題になりましたが、

愛知県でも知多半島の亀崎、有脇、藤江から、

高浜、碧南、吉良から三谷、西浦、蒲郡に到る海岸線は

どこでも「潮干狩り」が出来ましたし、至る所、貝殻づくし

の風景が有りましたが、今は、正に、様変わりしています。

 

未来への選択に、その時代その時代で

「責任を持って取り組む姿勢」こそ

問われるべきではと思う所です。

我家の“リオ君”の

お気に入りのプレゼントは

「大きなタンクローリー」です。

 

上手に分解すると、

「ガソリンスタンド」に

早変わりです。

 

「洗車コーナー」も有りますし、

ガソリンと灯油の

給水ノズルでも

遊べます。

 

元気よく、

「オーライ、オーライ」、

「ストーップ、ストーップ」、

「ありがとごまいた」の

声も聞こえます。

 

大きなドライバーとハンマーで

タイヤの修理も

上手です。

 

今度の車検は

「リオ君のスタンド」へ

お願いしたくなってきます。

 

ガソリンスタンドで遊んだあとは、

元の「タンクローリー」に

戻したい“リオ君”です。

少し、薄ら寒さの有りそうな天気です。

 

咲いた桜も少し寒そうに見えて

しまいます。

 

昨日の「大須界隈」の賑わいは、

なかなかの活気が見えました。

 

春休みで、高校などがお休みのためも

有りそうですが、

久々の活気を感じさせてもらいました。

 

ほぼ100%の人が「マスク」を

しています。

 

「移さない、移されない」の

気持ちの継続は肝要だと

思います。

 

今日も「油断大敵」、

注意して一日を過ごしたいと

思います。

 

よろしくお願い致します。

 

アンクリエイト