1982年(昭和57年)12月3日、第37回国連総会

において「障害者に関する世界行動計画」が採択されました。

これを記念して1992年(平成4年)の国連総会に於いて

“国際障害者デー”として国際記念日として宣言されました。

 

障害者とはとの定義がされています。

「障害者とは、身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を

含む)、その他の心身の障害及び社会的障壁により、

日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態に

ある者をいう。」というものです。

 

子供時代、何気なく耳にしていた「チンバ」、「めくら」、

「びっこ」等、身体の障害を揶揄する言葉や、

「気ちがい」、「脳天パー」等、関わりを恐れたり、

小馬鹿にしたりの文言が頭に浮かびます。

 

身体の障害の面については、今夏の「パラリンピック」

でも示されたように、見事に障害の不利を克服し、

五体満足な健常者にも劣らぬどころか、

感動を与えるレベルにまで自己練磨により

克服している姿も目にできるまでになってきています。

 

私の身の回りでも、生まれながらに両手が肩の付け根

から無い体にも拘わらず、両足の指先まで器用に使い、

洗顔、食事、排せつ、更には、車の運転まで

見事にこなしてしまう方がいます。

「自分のことは自分でできるように。」という方針の元に

特に、お母さんの深く、厳しい愛情の注ぎ方には

感心させられたものです。

 

一方、知的障害、精神障害の場合は、生涯の状態や

レベルの把握、受け入れに複雑さがあり、難しい

所が有るように思います。

 

幼児期の両親や家族の極端な不仲や、日常的な

虐待など後天的なPTSDなどに繋がるケースや、

先天的な「知的障害」の場合は、比較的早い段階で

障害が発見できることが多いように思います。

 

しかし、発達障害や両極性障害などの

場合は、本人の性格から来る飽きっぽさ、甘え感覚、

その時その時の気分の良し悪しの度合いと

相関し、日常を共にする家族でさえ「障害者とか

病気」という判定にはなかなか到りません。

親から見れば「この子はこういう子だけど

こんなに良いところが有る」という範疇で

大方は暮れて行きます。

 

一方では、壁という壁には穴ぼこが開き、

襖や障子は破れ、天井にも大穴があき、

理解不能な絵や造作物が吊り下げられたり

壁に貼られたりしています。

食事をしても、滅茶食いをした後、庭の影で

ショッピング袋にゲーゲー吐き出します。

いつの間にかからは、「自傷行為」も始まります。

お勝手は、片づけは全くしないため

食器で溢れ、排水管も汚泥で詰まります。

 

この頃になりますと、「自死願望」を口に

しだします。

病院は、十代の頃から「睡眠剤」の

縁で通っていましたが、破滅的な症状には

改善は見えていません。

 

子供時代は、学校の成績は、クラスで5番くらいには

入っていたと思いますし、小学校の三年生の頃

からは先生にもかわいがられ、「ミコ、ミコ」などと

クラスメートからはからかわれてもいたようです。

やんちゃな弟からは「優等生」でした。

 

 

家でも、自分の部屋の清掃整理は、祖母や母が

口うるさかったことも有り、しっかりと

出来ていました。

ただ、母の家事のお手伝いなどは全くできて

いなかったように思います。

犬も猫も鶏も飼っていましたが、文鳥を溺愛し

名前を付け、文鳥の匂いを嗅いで慈しむような

毎日だったように記憶しています。

 

大学は卒業まじかで中退し、コンピューターの

エンジニアを目指して専門学校へ行きましたが、

こちらも中退し、派遣型の就職を繰り返しました。

 

手に職を付けましょうと「看護学校」へ30歳を

過ぎて入学しましたが、うまく行かず、留年を

繰り返し、6年目にして中退しました。

「行政書士」の資格を取るべく、参考書籍を

取り寄せ、通信教育の申し込みもしましたが、

三か月足らずで、書籍も眠ったままの状態です。

 

数百万円のお金も、何の石か判りませんが、

訳の分からない使い方で浪費してしまいます。

本人も心配で、通帳は弟に預ける事態です。

 

付き合い続ける家族の有り方の方向にも

明かりが必要ではとも思います。

それにつけても「般若心経」に謳われる

先人の知恵には驚嘆の思いをさせられる

ところです。

我家の“リオ君”は

お蔭様で、藤田病院保証付きの

「心身健常者」です。

 

朝から夜眠るまで、

朗らかで、活発で、

思いやりを発揮してくれます。

 

猫の「アン君」も“リオ君”が

大好きです。

素振りに現れます。

 

何かにつけ、“リオ君”に

すり寄っています。

 

お母さんが掃除を始めれば、

クッションやおもちゃを横によけて

協力しようとします。

 

本当に良い子に

恵まれました。

“リオ君”です。

まだまだ本調子ではありませんが、

旧来のお客様に支えられ

毎日を過ごさせて頂いています。

 

そんな中、新しい一歩を踏み出した

お客様も出始めました。

 

右も左も初めてづくしの

お客様です。

 

誠意を込めて

お話し相手を努めたいと

思います。

 

よろしくお願い致します。

 

アンクリエイト