1969年8月27日、松竹映画より山田洋次監督、
“渥美清さん主演”のもとで“男はつらいよ”第一作
が公開されました。
“男はつらいよ”は、私の青春時代にも
まるっと被りますし、未だに大好きで、
見飽きることのない傑作シリーズです。
そもそもは、前年の1968年(昭和43年)から翌年(昭和44年)
にかけて、フジテレビ系列でテレビドラマとして
放映されました。
昭和44年の最終回では、「ハブ酒」で一儲けしようとした
「寅さん」が、ハブを捕まえようと「奄美大島」へ向かい、
逆に「ハブ」に噛まれて、死んでしまって終わります。
1969年(昭和44年)から1995年(平成7年)に掛けて
48作品が公開されました。
世界最長の映画シリーズとして「ギネスブック」にも
登録されました。
又、1972年(昭和47年)から1985年(昭和60年)に
掛けては、毎年の「お盆」と「歳末、正月」の2回ずつ
恒例のように公開され、帰省した家族や縁者を含めて
楽しむ、“紅白歌合戦”とも並ぶ、“日本の風物詩”とも
言えそうな人気を博しました。
1995年の制作終了後も、アンコールの声が絶えず、
2回(1997年、2019年)の「特別編」が編集され
公開されましたし、更に、現在も、「第50作目」として
2022年公開を目指し、4D画像も駆使した、「総集編」の
制作プロジェクトチームが編成され、活動中です。
“男はつらいよ”がどうしてこれだけみんなの心を
鷲掴みにできたのか、不思議でも何でもない
気がします。
主だった「配役」も魅力タップリです。
主役の「寅さん、車寅次郎」…渥美清さん、
腹違いの妹「さくら」…長山藍子さん、倍賞千恵子さん、
「とら屋」の「おいちゃん」…森村信さん、松村達雄さん、下條正巳さん、
「おばちゃん」…椙山とく子さん、三崎千恵子さん、
「タコ社長」…太宰久雄さん、
「御前様」…笠 智衆さん
らが、「寅さん」の脇を固めています。
「笠智衆さん」は、私には「私のオヤジ(父親)」を
彷彿とさせ、殊更の親近感があります。
更に、毎回、“マドンナ”が登場します。
浅丘ルリ子さん、吉永小百合さん、夏目雅子さんなど
誰しもに好感の持たれる、なかなかの布陣です。
それぞれに“好意”のやり取りはありますが、
残念ながら“成就する”ことはありません。
世界のスーパースター“三船敏郎さん”までもが
登場しますが、不器用で、融通の利かないお人よし
の横顔がコミカルに演出されています。
全作を通して、“根っからの悪人”の登場は
ありません。
“寅さん”のように、人生を過ごせるものなら
“神の領域では”とも思わせる、
広大な世界観を羨ましさも含めて
感じさせてもらえます。
“国民はみな中流”の意識の基、
明日を楽しみに共有できていた
“昭和時代”ならではの“傑作映画”
だったと思います。
“ありがとう”しかありません。
我家の“リオ君”は
「アンパンマン」と「しまじろうくん」が
大好きです。
パンや飲料、靴、シール、
食卓テーブル、お風呂など
至る所に“アンパンマン”は
登場します。
先日の“寝言”にも
ハッキリとはしませんが、
「アンパンマ」あたりまでの
言葉が聞こえたような気がします。
「寅さんシリーズ」も見せて、
一緒にゲラゲラ笑いたいものです。
楽しみ一杯、
“リオ君”です。
だんだん日も短くなってきました。
昨日、夕方ですが、
名古屋は“錦”へ足を運んで
来ました。
緊急事態宣言の渦中ならではの、
人での少ない光景でしたが、
食事案内の立て看板等、
明日に向けての着々とした
準備を進めている雰囲気を
感じさせられました。
今日の一日も、
明日に向けての
力添えのできますよう
努力したいと思います。
よろしくお願い致します。
アンクリエイト

