一年の初めで、

おめでたい“お正月”から

早や半月が過ぎました。

 

お正月飾りも外し、

もう一度気を引き締めて

今年の一年に臨む

そんな日ですね。

 

今年も、箱根駅伝で始まり

近来にない大波乱を目にした

正月でしたが、

今真っ最中の“大相撲”も

休場力士の多さを筆頭に

番狂わせなど、

初めてづくしの大波乱の

場所になっています。

 

何となくどころかあからさまに

今年の有りようが想像できて

しまいそうで、身を引き締める

思いが強まります。

 

しかし、人間はやはり何処まで行っても

人間であり、万能の神様とは

違います。

昨日は“タバコの日”という事でしたが、

後で、書き忘れたことに気が付きました。

 

特には“大正時代”以降のことですが、

おしゃれなマントやジャケット、カシミヤの

セーター、シルクハットなど、オシャレをアピールする

男性の必需品的なアクセサリーとして

タバコが用いられることは

よくありました。

 

私も経験したことですが、

一張羅の服装に身をかためた

時に限って、

“タバコの灰を落とす”という

現象が付きまとうということです。

 

悲しくも、怒りを誘う一瞬ですが

タバコの灰は、必ず、しっかりと

一張羅に、取り返しのつかない

穴ぼこを開けてしまいます。

 

よく目を開けて、

そんな紳士の服装を見てみると

あちらこちらに、その形跡が

見られたものです。

 

人間、気取ってみても、

構えてみても、

神様との比較のできる

存在では有り得ません。

 

コロナで始まった今年ですが、

“己だけは”という小さな料簡では

コロナという強敵には

敵うものでは無いことを

肝に銘ずべきと思います。

 

アンクリエイト