トンネルの貫通の記念日ですか。
清水トンネルは、当時、日本で
最長のトンネルとなりました。
まだまだ日本は高度成長期を
前にして、環境への影響などよりも
国土の経済的な効率や便利性を
最優先することがまかり通っていました。
凸凹の錯綜する山間地の地層に
直線的なトンネルを貫通させる
ことにより生ずる、地下水への影響は
後々の後世まで尾を引いてしまう
ともすれば大きな自然破壊という
自然への挑戦的な意味合いも
あったということは、現代に到って
やっと認識され、慎重さと
謙虚さを求められるものである
ことが判って来ました。
トンネルは、人の人生にも
例えられる、人々の夢とする
部分にも大きくその役割を
担ってきています。
“トンネルを抜けるとそこは雪国であった”
“長いトンネルの先に一点の光明が見えた”
など、哲学的な人生観や、文学的な
情景の描写にうってつけのものでもあります。
最近の身近な所にも、
春日井から多治見にかけての
廃線跡の散策コースでは
トンネルは大きな見どころに
なっています。
今年の一年、正月早々から始まった
新型コロナ騒動はまだまだ収束の
兆しが見えていません。
そんな中、お互いに人への迷惑を
慮る日本人の国民性と、共助の
心掛け、更には、不屈の粘り強い
力強さ、又、アンクリエイトの
事業の面では、お客様各位並びに
お取引様各位の格別のご厚情を
頂戴し、ありがたく今日の日を迎えさせて
頂いています。
人の体と心には温かい、真っ赤な
血液がしっかりと流れています。
昨日も、保育園か幼稚園の
園児たちの一団が、手を繋いで
片手を大きく上げて、
横断歩道を、“ありがとうございます”の
合唱をしながら先生の引率のもと
元気よく渡って行きました。
通りかかった歩行者も、自転車も、
車もみんな一端ストップし、
渡り終えるまで一団を見守って
いました。
安全に渡り終えたのを確認すると
又、何事も無かったように
動き始めます。
こんな毎日の繰り返しこそ
コロナにも負けない秘訣ではと
心強く思わされました。
来年も変わらずよろしく
お願い申し上げます。
アンクリエイト