人が人を裁き、正邪を定める時、
その公平性の基準、根拠が必要です。
法として必須の要件は、
その解釈にあいまいさや誤解を
生じさせないことがあります。
そのためには、法を運用する
人間社会のモラルという
ソフト面での環境作りが要件です。
法律には、国ごとの根本的な
規範をなす憲法があります。
拳法は、それぞれの国の
あるべき姿を明示するとともに
国民の共通して自覚すべき
権利の保証と義務の履行を
定めると共に、
その時その時の政治的権力者の
権力の発動の範囲の規定を
厳格に定めています。
その上で、さまざまな法律、条令が
定められ、社会生活を成り立たせて
います。
人間とは、兎角、悲しく弱いものである
ことは歴史にも濃厚に示されている
通りです。
その時その場の情勢や教唆、
或いは、自分自身や家族、
友人、知人への利得、利権の
確保のためには、極端な場合は
命さえ投げ出してしまうこともある
存在です。
その時々の社会の趨勢によっては
命を投げ出すことさえ
称賛の対象にしても来ています。
国民の総意にかなう法を持ち、
おりしも今夜は仲秋の名月ですが、
一人一人が共助と公平と憐憫の
情を持ち合わせて暮らせる
社会であれば、誰しもが生まれてきたことに
感謝し、良い所だなと
思える国になれるものと
思います。
アンクリエイト