どうして今日が紙の日か?

判りませんが、日常、トップクラスで

お世話になっている物であることは

間違いありません。

 

近世に入り、西洋の技術の導入により

機械化された製紙工業のもと、

安価で大量に紙が製造され、

生活の身近で誰もが使用できるものに

なりましたが、原料のコウゾから、

手作業で作り上げる和紙の存在は、

現在の一律に語られる紙の中でも

格段の手間が掛かっていると思います。

 

もちろん、各種、各用途での向き不向きや、

長短の差は一概には言えませんが、

世界中の人々が生産した紙の中でも、

相当上位に位置づけられるものと思います。

 

そんな紙ですが、日本では、時代も下り、

江戸時代には、庶民の生活の中まで、

例えば、寺子屋、手紙のやりとりなど、

入ってきています。

 

驚異的なことと思います。

 

小さな小さな日常の工夫が、積もり積もって

大衆文化を作り上げて行くものと

思います。

 

ありがとうの気持ちが胸にせまります。

 

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