日本という国において
”明治維新”という政治体制の
変化に対する評価、功罪は、
多岐に亘り過ぎ、まだまだ
判定し得るものでは無いかも
知れませんね。
世界史の中では、丁度その
前年には、ロシアからアメリカへ
アラスカが金銭譲渡されたばかり
のころですね。
日本の幕府による統制下では、
鎖国というクローズな治世を
維持するために、宗教を始め、
機械装置や、発明発見の利用、
応用分野まで”世の中が変わらない
ための規制”が、やみくもに徹底される
政策が取られました。
このことにより、内向きな平和を
享受することはできましたが、
数え切れぬほどの発明発見の
成果を享受することができませんでした。
その意味で、明治維新を機に
オープンな民間活動が享受
されだしたことは、大きな効用
と評価できると思います。
但し、主権者を天皇に置き、
国民皆兵による
なりふり構わぬ、近隣諸国や、
諸地域への軍事的侵略行動を
国体として打ち出してしまった
ところは、底なしの償いをもってしても
抗えぬものと思います。
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