Leap Day (2月29日)に思うこと | ジャズヴォーカリスト高田恵美のブログ

ジャズヴォーカリスト高田恵美のブログ

一度きりの人生を前を向いて生きていくために

今日は2月29日。

4年に一度の閏年にしか来ない(厳密に言うとこれは正しくないようですが許して。。)特別な日。

その特別な日に月例ライブをできることをとても楽しみにしてきたが、昨日キャンセルの連絡が。。

3月いっぱいはイベントを自粛するとのこと。

 

仕方ないよねガーン 

 

特にイオンのような場所は不特定多数の人が集まるから。。

後で感染者が出たということになれば、イオンはその責任を追及されるし、

その場にいた人はみんな2週間外出禁止になる。。

 

日本中で新型コロナウィルス感染に関して不安を煽るような報道がずっと続いているのは残念。

そして多くの人がそれに敏感に反応してしまう。

 

私は普段テレビを全く見ないのだけど、2月は2週間ほど札幌の実家に滞在していたので、殆ど一日中テレビがついていた。見なくても、何度も何度も同じ情報が自然に耳に入ってきて、「また感染者が」と聞く度に、なぜか子供の頃に読んだ漫画『ベルサイユのバラ』でルイ15世が天然痘で体中が腐敗して亡くなるシーンが蘇りゾッとした...。

 

世界中違う環境下で皆それぞれ色んなことを抱えて生きていて、大変な生活を送っている人々が沢山いる。

情報が入り過ぎると、私は自分の無力さを目の当たりにし、悲しくてどうして良いのかわからなくなる。だからテレビをつけるのをやめた。もう10年以上経つかな。。

 

マスクやアルコール除菌商品が買えなくなったしょぼん

と思ったら、今度はティッシュにトイレットペーパー。。スーパーやドラッグストアで空っぽの棚を見ると虚しくなった。。みんなで分け合いたいよね。。ぐすん

パニックにならず、正しい情報を受けて正しい知識を持ち、冷静に行動できたらいいなと思う。

 

 

2月14日から3夜連続

で、札幌シティジャズと北海道ルスツリゾートのコラボイベントに参加してきた。ホテルに温泉もついているので両親を連れて行こうとずいぶん前から部屋を予約していたが、ウィルスが問題になったのでキャンセルした。万が一のことを考えるとさすがに87歳と83歳の高齢の両親は連れて行けなかった。

 

こんな時期だからお客さんも少ないのかなと思っていたが、何と満室。オーストラリアの方が多かったが、ニューヨークやサンフランシスコなどアメリカからも。もちろん日本各地から、皆さんスキーを楽しみに、そして夜は仲間同士でお酒を。3日間毎日音楽を聴きにきて下さる方も沢山いらして、あるオーストラリア人のご夫婦からは後日「素晴らしい音楽をありがとう!ルスツ滞在がスペシャルなものになったよ」と嬉しいメールが。

沢山の笑顔に出逢えた幸せな3日間でした。

 

 

そう、ウィルスを避けてどこにも出かけないことは、高齢者や持病を持っている人にとっては、仕方のないことなのだと思う。でも私自身は、もちろん手洗い、うがい、マスク(これはコロナが出る前からの私の習慣で就寝時にも欠かさない)をしっかりとする、だけど良い音楽を聴きに出かけたり、美味しい物を食べに行ったり、大好きな友人に会ったりして、

笑顔で幸せな気持になることも健康な生活に繋がると信じている

ので、あまりにも神経質になってしまうことは止めたいと思う。

 

今月末にアメリカに行く予定になっているけど、もしかしたら入国できないかも?

残念だけどその時はその時。。

どんな状況下におかれても、その時に自分のできることをやっていければと思う。

 

一日も早くこの事態が終息することを願っています。

そして亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り致します。

 

最後になりますが3月19日の南青山BODY & SOULでのショーは今のところ予定通り行います。

「来て下さいね!」と気軽にお誘いできないですが..... こんな時期だからこそ音楽のパワーで元気に笑顔になりたいですねお願い