一年はあっという間/歳をとること ー 後編 | ジャズヴォーカリスト高田恵美のブログ

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一度きりの人生を前を向いて生きていくために

10月、私のバースディマンスをお祝いするために、ニューヨークからマリオン・カウィングス(Vo)とヒューストンからボブ・ヘンション(P)、2人の師匠が駆けつけてくれた。東京では2つのショーと6日間にわたるプライベートレッスンやワークショップと超過密スケジュールだったが無事終了!

 

誕生日当日の10月28日は東京から札幌へ移動

 

羽田空港で3人分の搭乗手続きをしようとしたところ、私の予約だけ見つからない。「ホームページから間違いなく購入していますので調べて下さい」と主張する私。私としてはネット予約をした日と場所まで覚えていた。

マリオンとボブのチケットは国際線からの乗り継ぎだったのであっという間にチェックインが終わり、私を延々と待つことに…。そして15分くらい経って

 

「お客様、ご予約が見つかったのですが、お支払いが完了していないためキャンセルされております」

 

えっっ??えっえっえっ

 

すっかりクレジットカード決済したものと思い込んでいた…目

ラッキーなことにまだ空席があり、その場で片道チケット購入。普段の往復料金より高かった叫び 

 

自分自身へのバースディプレゼントは高額な片道チケット

 

日本の航空会社の凄いところは、とにかく謝る、謝る。。全て私が悪いのに。。(アメリカの某航空会社とは雲泥の差)

とりあえず無事に搭乗し、安心して爆睡。

千歳に着く直前にCAさんから起こされ、何とバースディプレゼントをいただいた。これぞサービス業!

 

バースディディナーは両親と師匠たちとイタリアン

 

何しろボブはベジタリアン、マリオンは好き嫌いが多く、イタリアンは比較的食べるものが選び易いのだ。美味いワインを飲み、とても幸せな特別な時間でしたドキドキドキドキ

 

 

しかしながら飛行機チケット事件は、先日の結婚式事件に追い打ちをかけるように

 

やっぱり私は歳をとってきているんだ!

 

と切に感じさせてくれた。

こんなにも次々と大切なことを忘れてしまう(実は他にも小さな事件が沢山あったのですガーン)自分自身が情けなく、

同時にこれで両親と同じような年代(80代)になった時には一体どうなってしまうのだろう??と不安になった。

 

でもきっと両親もこんなことをたくさん乗り越え、今現在を生きているのだと思う。

「えっ、この前話したばかりなのにもう忘れちゃったの?」なんて責めるようなことは絶対にやめよう。。

私も間違いなくそうなっていくのだから。

 

そしてこれからはメモを心がける!

のバースディリゾルーション(誕生日の抱負)でした。