清少納言も松尾芭蕉も大好きですが

作家として一番好きなのは兼好法師です。

美意識や物ごとの捉え方はさることながら

そのユーモアセンス!!

ピカイチです。

笑いをとれる文章書く人に憧れます。

その上、教訓もサラリと入れるところなど

最強だと思います。

この本は、抜粋で全部の段は載ってないんですが

現代語訳が面白くてとても気に入っています。

「いつもと同じだ、単調だ、変化がない、退屈だ、ひまだ」

などやや否定的な意味合いを持つ「つれづれ」という言葉。

兼好法師は、その否定的な意味を逆転させて、

積極的な精神活動のきっかけに用いた。

そんな解釈もステキだと思いました。

以下冒頭文訳引用……
(つれづれとは)人から見れば狂気じみた世界だろうが、私には、そこでこそほんとうの自分と対面できるような気がしてならない。人生の真実が見えるように思えてならない。独りだけの自由な時間は、そんな世界の扉を開いてくれる。

……
つれづれなる時間を大切にします。


「ビギナーズ・クラシックス徒然草」角川書店編


百人一首の解説などをさせて頂いていたのですが、

その際、参考にしていた本です。

日本人の情感溢れる和歌の一つひとつ。

順番に解説して

一際目立っていたのは(もちろん私の主観です)

清少納言の

「夜をこめて鳥のそらねははかるとも……」

です。

目立っていたというか、解説が難しかったというか……。

お父さんとひいおじいさんが

有名な歌人だったことで和歌を詠むことには

引け目を感じていたという清少納言ですが、

上の句には「史記」をふまえた表現を用いており、

その故事を知らない方が読んだら浅い解釈にしかならない

手強い和歌になっております。

漢詩文の素養の深さを見せつけた和歌です。

その「史記」の話、

鶏の鳴き真似をさせて函谷関を通り過ぎることができた、

という話を解説するのにちょっと苦労しました汗

「史記」が全くわからない人には「???」な話ですので。

こんな和歌を詠んでしまう清少納言は、

やっぱりかっこいいです。

「原色百人一首」鈴木日出男・山口慎一・依田 泰 共著


これからの日本の姿と

それに応じた学校教育の課題として

しなやかな学力
……生涯にわたって追究する〈問い〉を生み出す能力

したたかな学力
……自らの目的のために〈他人の力〉を借りることのできる能力

を身につけさせていくこと。

を上げていらっしゃいました。

その力を付けるための

「主体的・対話的な深い学び」の授業を作る。

その授業の条件は、

(1)答えのない課題
(2)複数で交流することにこそ価値をもつ課題
(3)子どもの将来に必要とされる課題
(4)一回生を実感させる課題

この夏条件に当てはまる授業の例がたくさんあるので

すごくありがたかったです。

「短歌」を使った授業がすごく面白くて

実践しました。

またやってみたいです。

これからは大人の皆さんに向けて😊

「アクティブ・ラーニングの条件 しなやかな学力、したたかな学力」堀裕嗣著