そういえば、2/27の水曜日に、『ヒトラーの贋札』を見たことを忘れていた。

1月くらいからずっと友達と見に行こうと話していて行きそびれていたのですが、やっと行ってきました。

場所は日比谷のシャンテシネマ。

アカデミー外国語映画賞をとったせいか、ほぼ満席。

座席指定で席を確保しておいて大正解でした。


ここからはネタバレ要注意です。↓

映画は戦後のモナコのリゾート地から始まり、主人公がナチの強制収容所時代を回想するところからはじまります。

主人公は贋札作りの犯罪で捕まり、強制収容所に犯罪囚人として収容されていますが、やがてナチが立てた壮大な計画。

贋札を作り、金融市場にそれを流し込み、経済を混乱させて戦争を有利な方向に進めようと、贋札作り計画をはじめます。

主人公はその手腕を買われ、ザクセンハウゼンの収容所に移送されます。

そこで集められた贋札要員の囚人たち。

ガス室送りをまぬがれるため、美術学校出身だったとウソをついて召還されたユダヤ人少年。

高い印刷技術を持ちながら、ナチの力にはなりたくないと、わざと印刷を失敗させる印刷工。

結核にかかり、最後は自ら銃殺志願をする若者。

さまざまな仲間とともに贋札作りにかかわり、そして終戦を迎えるわけですが、主人公は戦争が終わってもなお、戦争で体験した痛烈な体験を、未だ消化しきれていない姿を見せます。

苦しみの体験は戦争であれ病気であれ、その人の限界値を大きく上回ったとき、一生陰を落とすのだと思いました。

この手のホロコースト等の題材を扱った映画は、見終わってもしばらくすべてを消化し切れません。

後々まで色々考えさせられます。