みなさん、こんばんは。

国際薬膳師のamy(エイミー)です。

 

先週末から、なかなか咳が止まらずに苦しんでましたショボーン

 

でも、一週間経って、無事に咳が治まってきました。

 

白きくらげとクコの実のシロップ煮を作ったおかげかもしれません!

 

 

というのもありますが、多分、失敗マフィンを食べ続けたからガーン

 

 

咳が止まらなくてしんどいなぁと思った時にまず考えたのは、肺を潤してあげること。

 

そのときに思い出したのが、北京の頤和園の中にある聴鸝館(ちょうりかん)の宮廷薬膳料理で出てきたこのスープ。

 → 【北京旅行】第7話 宮廷薬膳料理を食す。

 

 

白きくらげとクコの実のスープです。

 

たぶん本来の目的は、美肌スープだと思います。

でも、咳が止まらない私にはピッタリだったんです!

 

白きくらげ(銀耳)は体を潤す滋陰類で、肺に帰経があります。

肺陰虚による咳やお肌の乾燥にも効果があります。

 

クコの実も同じく滋陰類で、肺に帰経があります。

肺腎陰虚の慢性の咳や喘息に効果があります。

 

こりゃ~、このスープを模したマフィンを作るしかない!と思った私は、作ってみましたよ~。

白きくらげとクコの実のマフィン。

蜂蜜入りで!

 

蜂蜜は、元気になる補気類で、肺に帰経があります。

潤肺止咳の効果があり、肺気虚の咳に効果があり、お肌の乾燥にも効果があります。

 

咳も止まって、お肌も潤って、美肌効果があるなんて、一石二鳥お願い

 

 

できたマフィンを実食!

 

うん、普通においしい。

ちょっと水分量多かったけど…。

 

 

でも…。

 

あれ??

 

白きくらげの良さは、どこにいったんだびっくり

 

コリッコリが全くない…。

 

ということで、白きくらげの良さを生かし切れない、失敗マフィンとなりましたガーン

 

味はおいしいから、毎日食べ続けて、無事に咳は止まったけどねキラキラ

 

ということで、白きくらげの食感を活かすために作ったのがこちら。

 

白きくらげとクコの実のシロップ煮。

 

 

今回はあえて氷砂糖で作りました。

 

というのは、「薬膳素材辞典」(源草社)という本に、「肺熱による咳燥」には、「銀耳を煮て、氷砂糖を加える」と書いてあったから。

 

クコの実は、白髪や目の疲れにも効果があります。

 

なので、彩りと目の疲れを取るというダブルの効能を持たすために、菊の花を散らしました。

 

<作り方>

①白きくらげは、サッと洗って、水につける。

②柔らかくなった白きくらげの堅い部分を取り除き、適当な大きさにちぎる。

③お鍋に白きくらげと適量のお水を入れて、沸騰したら氷砂糖を入れて柔らかくなるまで煮る。

④柔らかくなればレモン汁を適量入れて、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。

⑤少量のお湯で戻しておいたクコの実を上に飾る。

 

白きくらげは煮るのに時間がかかりますが、作業自体は簡単ですニコニコ

 

しかも、食感コリッコリですラブラブ

 

いつもゆるゆる「ゆる薬膳」ニコニコ
咳だけでなく、美肌にもいいなんて、お得ですねラブ


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