北海道車を1メーカーずつ紹介するキャンペーンも遂に最終第5弾、鉄コレ編です。
これだけでほぼ車種バレしそうですね。
他に鉄コレで製品化されている北海道の車は、札幌市交通局の路面電車くらいでしょうか。
とにかく恵まれないイメージ。
今回ご紹介する、そんな希少種はキハ54形500番台です。
ブログを書いて気がつきましたが、鉄コレって品番ないんですね。
鉄コレのキハ54はとにかく擦られ続けているイメージ。
今回の釧網本線(517・519)を始め、
・留萌本線(504・529)
・宗谷本線(508・512)
・流氷物語(507・508)
・さよなら留萌本線(留萌-増毛)(501・529)
・さよなら留萌本線(増毛-石狩沼田)(506・509)
・エキナカオリジナル1(508・宗谷本線仕様)
・エキナカオリジナル2(529)
・エキナカオリジナル3(521・花咲線仕様)
(※商品名は私の呼び名で、正式ではない)
これらが製品化されています。
JR旅客6社コラボのエキナカオリジナルに関しては、発売された3弾全てキハ54という徹底ぶり。
特に第1弾と第2弾は過去品の焼き回しと、なんとも寂しいものです。
508号と529号が再販され過ぎですが、かなり多彩なところを網羅してくれてはいます。
特にエキナカオリジナル第3弾の、花咲線ピンク帯は良く発売したなと感心します。
いつかは滝川口の根室本線仕様やルパン三世ラッピング、また留萌本線の石狩沼田-深川間廃止や地球探索号仕様も出たりするんでしょうか。やりそう。
我が家には、エキナカオリジナル第2弾で当たった529号が既に在籍しています。
後で比較もしましょう。
前置きが長くなったので、実車の紹介は超軽く。
キハ54は現役で活躍しており、かっこいいです。
以上。
それでは模型の方を見ていきましょう。
外箱はいたって普通の鉄コレパッケージ。
流氷物語仕様のものや、さよなら留萌本線仕様のものは凝ったパッケージングが成されていますが、まぁ通常品ですのでこんなものでしょう。
発売は2018年と、まだ展示用レールが付属した時代なので、箱は現行品と比べると厚みがあります。
オープン。
529号が既に居るので目新しさは無いですが、先程も触れた展示レール、久しぶりに見ました...。
完全に増備目的です。
今まで1両のみで寂しかったもので。
今回も某ヤ〇オクで落札したので詳しい検品ができていませんでしたが、帯の乱れや塗装飛びが無くて安心しました。
鉄コレはここが怖いのでね。
車両の方を見ていきましょう。
まずはキハ54-517を見ていきます。
種別・行先は、「普通 網走」。
全体的なプロポーションはよくできているのではないでしょうか。
グリーンマックスの初期製品は尾灯がやや大きかったりするので、この辺りはグッドポイント。
鉄コレって謎に造形だけは良いですよね。
ただまぁやっぱりというか、"薄い"ですよね。
塗装もそうですが、ボディのなんとも言い難い透け感がやはり鉄コレといった感じ。
おもちゃ感が抜けないですかねー。
でもまぁ当時の定価が3000円、私はそれよりもさらに安く買っていますので、それを考えると素晴らしい製品ですよね。ホントに。
グリーンマックス製品が高くて手が出ない中で、この"雰囲気"が新品1両1500円で買えたのはありがたい限りです。まさに、企業努力です。
近年急激な値上がりが激しい同社製品ですが、どうかその初心を忘れないで欲しいところです。
細かいところなんて、こちらが頑張りますから。
安く、雰囲気を提供して欲しいと思います。
らしく無く語ってしまいました。
車両をもう少し細かく見ていきましょう。
前照灯はハロゲン時代、タイフォンは塞がれた姿を再現。
まぁ、鉄コレはライトの点灯再現は無いので、LEDの現行品としても見られなくはないです。
実車は基本的な釧網本線運用からは撤退済み。
517号は釧路にいますが、後述の519号は旭川に転属しました。
幾度と北海道に足を運んではいますが、残念ながら517号は出会ったことは無いようです。
写真無かった...。
色に関してはほぼ問題はないように感じます。
帯の色・位置も概ね適正かと思います。
強いて言えば、車体のステンレス風塗装が少し粒感が出てしまっているので、もう少し平滑な平面にして欲しかったところです。
床下は安定の「お前は誰だ」状態。
ディティールは悪くないですが、そもそも表現している機器類がパチモンです。
どうしましょう。
コロリンと。
やはりというか、床下の車体中央付近までパーツが取り付けてあるので、動力化する際には困りますね。
おまけに、この頃から床板をさまざまな車両で共通にしており、実車の21m級車体には合っていません。
この結果、TN化が簡単にはいかないのです。
実は今回の製品、単に54の増備だけで買った訳ではありません。
研究・勉強用に買ったという側面もあります。
友人が宗谷本線仕様のセットを所持しているのですが、動力化と併結化を同時に施行しようとして困っていました。
当時の検討していた時の写真が出てきました。
T車の方は、接着剤でとめつつ、簡易的な"引っかかり"構造を作ったので、ガッチリとハマって外れることはないです。
しかしM車化された方は、"引っかかり"を作るスペースが無く、一時的な案として接着剤固定のみしているものの、やはり定期的に外れてしまうようで改善が必要でした。
そこをなんとかできないかということで買ってみた訳でございます。
今回は製品紹介なので加工はしませんが、今後施行した際にはブログに載せようかと思います。
方法を検討しますね。
続いて、キハ54-519。
種別・行先は、「快速(しれとこ) 釧路」。
「快速しれとこ」も今は「しれとこ摩周号」になりましたね。しかも「普通」で。
方向幕関係以外は517号と同じです。
実車は現在は旭川に所属しており、写真の留萌本線で私も乗りました。
るもい...ちっぷべつ...(т-т)
せっかくなので、鉄コレ現行製品の529号と比べてみましょう。
同じ普通幕同士で517号と。
左が517号、右が529号です。
529号は、私の方でTNカプラー化とスカート交換を実施しています。
こうして見ると、鉄コレのスカートは天地寸法が僅かに短いですね。
お陰で両車が別形式に見えます...。
上が517号代わりの519号、下が528号(529号も写真無かった...)です。
実車の違いとして、まず前面の車番位置。
釧路車は助手席窓下に、一方の旭川車は助手席窓内に車番が記されています。
また、釧路車は貫通扉に愛称表示用のサボ受けがあります。
517(519)号は通常仕様車、一方の529(528)号は元急行仕様車ということで、側面屋根肩に赤帯が入ります。
続いて模型的な違いを。
驚いたのが、塞がれたタイフォン跡。
517号は、塞いだステンレス板の縁に黒系の色差しがありますが、529号の方は省略されています。
完全なるコストカット...。
さらに、逆エンド側を見てみると、517号には整備記録などの表記類がありますが、529号はそれがありません。
もちろん実車はそういった表記類は書かれています。
完成なるコストカット2...。
ちなみに、右の529号の方が色が明るく見えますが、それは光の都合です。
塗装は両車で同じでした。
続いて側面に関しても。
上が517号、下が529号です。
旭川車は基本的にはサボを使わないので、サボが無いことは良いのですが、さすがに乗降扉脇の「ワンマン 前乗り前降り」の板の印刷はしてよ...。
事業者限定版じゃないんだから...。
完成なるコストカット3...。
しかし、遊び方は困ったものです。
529号は生粋の旭川所属なことと、模型への印刷類が省略されている事で、かえって遊び方の柔軟性が高まっています。
TN化しているので、写真の様にTOMIXの40(今度紹介します)と併結して宗谷本線旭川口運用風に遊んでいました。
一方の今回の釧網本線2両ですが、517号は単行前提の上、現在は基本的な釧網本線からは撤退済み。
519号はそもそも現在は存在しないものが印刷されてしまっている+そもそも釧路に居ないと。
そのため、基本的には製品化当時で遊ぶことになる訳ですが、さすがにライトが光らない鉄コレを先頭に出すのは憚られますよね...。
しかも517・519両車で種別・行先が異なるので組む事もできないと...。
勉強・研究用に買ったので、必要ないと言えばそれまでですが、これは側線の肥やしになりそうです。
the "display model" といった感じ。
考えましょう。
最後に、付属品を確認しておきましょう。
付属品は、展示用のレールと、屋根周り、M化用の台車パーツ、そしてステッカーです。
M化用のパーツが入っているのが嬉しいです。
先の529号などの現行製品は封入されていません。
また、今回の製品ではこのステッカーがひとつの目玉になります。
先程も申し上げた、この製品の"遊びにくさ"。
これを改善(解消ではない)してくれるものになります。
印刷がなかなかに見づらいので一覧を。
[サボ]
・流氷物語(網走-釧路)
・網走
・摩周
・釧路
・知床斜里-北見
[種別サボ]
・快速
・しれとこ
・塞ぐ用車体色
[前面幕]
・臨時
・快速
・普通
[前面サボ]
・流氷物語
・しれとこ
・塞ぐ用車体色
必要そうなものを一通り集めつつ、車体に印刷済みのものを消すステッカーが入っているのはありがたい。
このステッカーによって、517号と519号でサボ類を揃える事ができます。
そのお陰で製品化当時ならなんでも再現できます。
ただまぁ残念というか、仕方ないというか、側面の行先サボを消すステッカーは流石にないようです。
そのため、517号も519号も、花咲線や宗谷本線用のサボステッカーを別途で買ってこない限り、現行は再現できないようです。
これは仕方ないところ。
TOMYTECは責められません。
以上こんなところでしょうか。
このブログを書く前は、尺が短いのではないかと心配していましたが、想像より長くなりました。
今度N化の加工に取り掛かったらまたブログに載せます。
ここまで、計5回の北海道シリーズにお付き合いいただきありがとうございました。
次回は別の地区からの紹介にする予定です。
またお会いしましょう。
ありがとうございました。
-2026.06.25 amuz
























