今期、私が通っているワイン講座ではテーマが「ボルドー」です。

私のワインのはじまりがボルドーのワイン。
テーマに惹かれて受講を決めました。

今回はデータや歴史、ブドウの品種やラベルについてなどいままでよりずっと詳しく学びました。
そうすると、ますます愛おしく、愛情を持って飲んでみようと思います。

なんとなく人間と同じ。
その人をもっと知ることで愛情がわいてきたり、もっと深く関わりたくなったり。

おもしろいなぁと思います。

ボルドーには一度ワイン体験で足を運んだことがありましたが、もう一度あらためて訪れたいなぁと思いました。
ワインをさらにおいしく飲む方法として「現地で飲む」というのがあります。

船や飛行機でのなが旅をしてはるばるやってきたものよりも、現地で普通に保存されているものはやはりおいしいということ。
そんな話を聞いた時は妙に納得したことを覚えています。
加えて、土地の匂いや雰囲気なんかも関係しているのかもしれませんね。



今回味比べした飲んだワインは3本。


シャトー・タルボ カイユ・ブラン 2003

シャトー・シトラン 2003

シャトー・カロン・セギュール 2002



一度の機会で、複数のワインの味比べは本当に驚きがいっぱい。

次回は何だろう。
とても楽しみです。

これまで、通っているワイン講座では夢中になってワインを味わうものの、先生のお話は後回し。自分の体験で味わうのがメインだと思ってましたから。

フランスではこんな風にいうことがあります。
「L'expérience est un vetement qu'on ne peut jamais préter à quelqu'un d'autre」
(経験は他の誰にも貸すことができない服のようなもの)

もし何かワイン体験の機会があれば、ぜひ積極的に参加してみてはいかがでしょうか。

しかし!
これからはしっかりまじめに知識も増やしてみようと、本もたくさん読むようになりました。
私の体験で漠然と思っていたことが、しっかりと書かれている本に出会うことができました。

今回は『ワインの愉しみ』をご紹介。
ベースになるものとしてとても大切なことが書かれていると思ったからです。


特にこころに残ったところを抜粋させていただきました。


●筆者のワイン醸造職人の方はワインのことをこう言っています。
「ワインとは、かくもはかなないものなのだ。」


●ワインの味について。
「始めてワインを飲んだ人は、すっぱい、と感じるだろう。ワインの味の特徴のひとつはあの酸味にある。もちろん、ただすっぱいだけなら、それは不快な味になる。だが、よくできたワインでは、それがさわやかさやしまった感じを与える。要するに、刺激的なのだ。酸味のないワインは気の抜けたビールのようなもので、酸味はワインにはなくてはならない要素と言える。」


●そして、ものづくりをされている方だけのことはあって哲学があり、生活を豊かにするための提案を。
「私たちの暮らしを豊かにしてくれるものはなんだろう。お金、家、車ーそんなものはただの手段、味付け、飾りにすぎない。私たちの人生の核心にあって、ほんとうに私たちの暮らしを豊かにしてくれるものは、ほかでもない、私たちの自由に解き放たれた素直な心だ。身のまわりのものごとを、自分なりに、あるがままに感じること、それが私たちの暮らしを豊かにする第一歩にして基本だと思うのだ。」


●ワインの奥深さについて。
「ワインは、それがなければ生きていけないたぐいのものではない。あくまでも生活のなかでの<お楽しみ>として存在するものだ。だからこそ、ワインは奥が深いのだ。」


●ワインの愉しみ方。
ワインを通して語られながらも、自己啓発書としても読むことができます。
「ワインを手にしたら、先入観を捨て、素朴で素直な気持ちでその一本を味わうことだ。そして、素直に自己を表現することだ。他者との違いを恐れることはない。それぞれの違いを認めることが、相手ばかりでなく自分自身をも尊重することであり、すべての理解は違いの確認から始まるのだ。他者との境界をあいまいなままにしておくことから得られるものはない。違いの認識が自分の輪郭を明らかにするのであり、いまある自分を認めることから、自分の感性でほんとうに<楽しい>と言える豊かな人生が開けてくるのだ」


おすすめです。


ワインとのご縁。

ワインが飲める年頃になるとワイン好きな人が身近にいたので、プレゼントを頂いたり一緒に飲む機会があったり。
お酒を飲むお年頃になるとビールやカクテルよりもしっくりときたし、マイペースで飲むことができるのも長くつきあいたいと思ったひとつの理由。
その後、フランス留学をすることになるともっと身近なものに。

フランスではおいしいパンとチーズ、そしてワインがあれば夕食は完璧なものとなります。
あるいは、夕食にご招待されたらおみやげとしてワインを選びます。
持ち寄りで食事をするなら、必ずワイン担当がいるもの。
日常の買い物をするときに、スーパーでワインラベルをみるのも楽しい時間。

そんないい時間を過ごしたにもかかわらず、いつのまにか数年前まではフツーにワインを飲むこともなくなっていました。
気にはなっていたんですけど、ついつい梅酒なんかで満足しようと思ったり。

あるとき、自分好みのワインを選択ミスなしに飲めないものかと考えると、ちょっと勉強したくなりました。
私好みのラベル(=エチケット)という判断基準ではなく、例えば、産地や歴史、ふどうの品種やつくりかたなど。
そうするとやっぱり講座を受けたり、実際に飲み比べをしたりして、自分の体験を通して勉強することが一番かな、と。


学ぶことでこんなことがわかってきました。少しだけ書き出すと。。。

○ワインは1本開けるごとにわくわくどきどきする飲み物。はずれだ~というリスクを減らすことができます。
○選択ギは無限。安くて美味しいワイン、高くても?なワインがあることを知ります。
○量より質。いろんなワインを比較することで、自分の好みがわかってきます。
○古代からの飲み物であるワイン。どうしてこんない長い間受け継がれてきて人を惹き付けるのか、がわかってきます。


まだまだ学び途中。
学んでいることをアウトプットしながら、もっと深く、楽しく学び、日常に生かすことを考えてブログを書くことにします。

世界的に不況だとか、食品偽装だとか、暗いニュースが流れるこの頃。
文化であったり、ワインであったり、「せっぱつまって必要とされないもの」っていうのはいつも後回し。

ここで「7つの習慣 」の「時間管理のマトリックス」を思い出しました。
「重要だけど緊急ではない」領域というのは後回しにされがち。


このブログではその「重要だけど緊急ではない」領域(人間力とでもいうべきもの)の助けになったり、また実際に活用してもらってお役立ちになればいいなと思います。