都丸養鶏研究会に行ってきました。
アミューズですこんにちは。
かなりあやふやな記憶なのですが
今回は100回記念ではなかったかと。
講演はいつもの後藤先生の
採卵鶏の能力検定の結果発表と
井沢元彦先生のお話です。
後藤先生のお話はまた別の機会に譲るとして
井沢先生のお話はとても面白かった。
逆説の日本史ってご存知ですかね?
私は日本史フリークというわけではありませんが
そんな私でも知っているくらい有名な本です。
本の内容は私たちが学校で学んだ歴史ってのは
実はいろいろな出来事の表面を軽く舐めているだけで
本当はその出来事が起きる理由とか
人の心理とか、そのように考えさせた別の出来事があったりなど
その理由などを解説をしてくれるのです。
実際の講演の中では
日本の歴史の中で
私たちが無意識というか無自覚に刷り込まれてしまっているもの
価値観なのどのはなし。
そしてその無自覚の価値観が残っている中で
どのように外国の価値を受け入れようとしても難しいことなど
とてもうなずける話がありました。
例えば、私たち日本人はお金を汚いものと考えてしまいます。
お金儲けが悪いものという感じですね。
でも、この価値観は江戸時代の、士農工商制度の点で
お金を扱う商が一番下にきいている時点で
当時から一番下の身分だったということなど。
逆を言えば、一番身分の低いものが扱う汚いものということですね。
あと、生活で本当は通貨が必要なのにお金が汚いから
お米を通貨代わりに使用していた事実とか。
言われてみて初めて気が付くことですよね。
最後に都丸社長からご挨拶がありました。
ここまでたどり着くまでのご苦労の話とか
これから先の展望の話
都丸養鶏研究会の会長の話もあったと思います。
いろいろの思いを込めたお話をされました。
そのあとは飲んで、歌えの楽しい懇親会です。
相変わらず参加者は多いのですが
テーブルの後ろの方に
若手生産者を中心としたグループが出来ていました。
今まで私が気が付かなかっただけなのかもしれませんが
雄一常務、あ、副社長ですね、が加わってから
少しづつ変化が起きていたのかもしれません。
業界は変化しているというか
若返りつつあるというか
私が年を取りすぎているのか?
いいことです。