研修最終日はスコットランドの最大手生産者
キャンベル農場を訪問しました。
キャンベルさんは170万羽を所有する大手生産者であるだけでなく
世界で一番フリーレンジを飼育している(50万羽)養鶏場でもあるのです。
それでは動物福祉団体がニワトリにいいと推奨しているフリーレンジ
とくとご覧ください。
おお。いい感じ。
ニワトリが自然な形で放し飼いされています。
本当、これならニワトリの健康にいい感じです。
もう少し近づいてみましょう
意外に出入り口付近にニワトリが集中しています。
警戒が強いので遠くにはいけないのでしょう。
何かあったらすぐに
中に入れるように気を使っているのでしょう
では中を見て見ます。
普通のケージとあんまり変らないじゃん。
中にはぎっしり詰まっているじゃん。
実際外に出ているのは2割もいない。
以前見たものよりも除糞ベルトが増えた分
床に落とされる糞が減り
鶏舎内のアンモニア、臭気が激減されています。
しかしどの分設備コストは上がっており
土地は含まない、建物、中身は80万ポンド
170円計算で1.36億円。32000羽飼育ですから
一羽あたり4250円。しかしこれはヨーロッパ価格
日本の建築基準、取り付けの人件費を考えると
1.5倍の6500円くらいでしょうか?これに土地代です。
ちなみに、放し飼いの場合の地目はどうなるんだろう?
それによって固定資産税金額も変るんですが。
しかし割に合わんな。
この国ではタマゴが高く売れるからやっていると言っていますが
日本でそんなに高く売れるか?
続きましてGPセンター
広すぎるわ。
うちのGPの5倍はある。
うちのGPだって170万羽だから処理量は同じはず。
何でこんなに違うんだ?
聞くところによると
毎日全てのタマゴを出荷しているとのこと。
だから全部のタマゴを保存するための出荷待ちのスペースがいるのだと?
うちも一緒や。
大は小をかねるといいますし
頭が悪くてもどこにでもおけるというのは楽なのかも知れません。
続きましてエンリッチケージ
よく見えませんね?
わかりにくいって言うか、ケージの中にネスト、砂浴び場
つめとぎ、止まり木がある様子がひとつもわかりませんね。
そのうち資料を探しておきます。
しかしこれも設備が高そうです。
高いらしいですが。
そしていいところは、やはりニワトリにはいいらしく
死亡が少ないそうです。
大変なところは、ニワトリを捕まえるとき(逃げられる)
そしてタマゴのヒビが多い(動き回りますから)
困ったもんです。
この分タマゴが高く売れるなら作りますがどうでしょう?







