週末
パパ
って何してるんだろう
…って思いながら
こちらもバイトやら
バタバタしていてすっかりご無沙汰
何しろ
通信事情もよくないので
せっかくダウンロードした
SKPE
もあんまりよく聞こえません
パソコンもつながりにくいみたいだし
・・・と思っていたら
久しぶりに
昨夜パパから電話
相変わらず
私にやってほしいこと・・・・
車
のメインテナンスの件など
いろいろと用事を言いつけた後
パパ
「ところでさ
薬
をもっていったんだどね
正露丸
がはいってなかったよ
」
machaco
「はぁ
そうだったんだ
」
パパ
「いやいやいや
はぁ・・・・じゃなくてさ
入ってなかったんだってば
」
machaco
「いやいや～～～
『入ってなかった』・・・・ってさ
パパがそれ準備してたやん
私は、薬はこないだの水虫のしか
頼まれてへんし」
パパ
「う～～～～んっ
そうだったかな
僕・・・・頼んだ気がするけどなぁ～」
machaco
「いや、絶対に頼まれてないっ
」
パパ
「でもさぁ
すごい下痢してるんだよ
昨夜も何回もトイレいっちゃった
」
machaco
「えぇ～～～～
大丈夫なん
まさかっ赤痢とかじゃないの」
海外
しかも水道
がちゃんとしていない国に行くと
必ず誰しもが洗礼
を受けますね
パキスタンの時も
赴任
してから２，３月くらいの時に
ものすごい下痢と嘔吐や熱に悩まされました
ちょうど
赴任してバタバタしていたのが終わり
ちょっと気が抜けたころ
人間関係もまだ緊張していたり
ストレスがたまっている頃です
ほんと～～～～に
ものすごい腹痛とともに下痢が
とにかくすごいので
当時日本人たちは
「カラチ腹」
・・・って呼んでたなぁ～
そんなことになると
もう
正露丸ごときでは
全く歯が立たず
結局
ローカルで手に入る
日本の正露丸の大きさの
４倍くらいある
でっかいサイズの薬を
飲んでいた気がします
それをふと思い出し
machaco
「ね～ね～
パキスタンときもさ
現地で薬買ってたやん～
正露丸じゃ効かないんちゃうの～
大使館の医務官
って
面識ないん
相談してみたら」
パパ
「あ～
そうだね
それいいかも
・・・ていうか
さっきまで大使館の医務官のところで
仕事してたな」
machaco
「はぁ～～～～
なんやって～
それじゃなんで
そんときに聞かなかったん～」
パパ
「あっ
ほんとだね
仕事だったからわすれてたよ」
mahcaco
「ふぅ～～ん
じゃ、ま
面識もあることだし
電話して
相談してみたら」
パパ
「うんわかった」
そして今日・・・・・
またまたパパからの電話
パパ
「もしもし
僕だけど
あのさ
お腹痛いんだけどね」
machaco
「・・・・・え～～～っと
その話は昨日もきいたけどね」
パパ
「やっぱり今日も痛いし
下痢も治らないんだよ」
machaco
「薬飲んだの」
パパ
「だってさ
正露丸がないんだよ～」
machaco
「あのさぁ～～～～～
パパふざけてる
昨日の電話で
医務官に相談したら
・・・・って言ったやん」
パパ
「あっ
そうだった、そうだった
すっかり忘れてたよ～
そんなに怒らなくていいじゃん」
machaco
「パパ
わざとボケてる」
パパ
「いや、実は昨夜さ
『白い巨頭』のDVD
見たんだけどね
財前はさ肺がんが脳に転移してるんだよね～
僕のお腹痛いのもそうかな」
machaco
「もぉ～～
バカなこと言ってないでさぁ
だいたいどこからどこに転移するの」
パパ
「いやだから
肺からね、横隔膜とか」
machaco
「パパっ
そんなに心配ならね
まず禁煙
してよねっ
それからね
医務官に電話するんだよ
わかったぁ～」
パパ
「もう
わかったよぉ～
電話するってばじゃね」
全く
人が忙しい時に
なぜだか見計らったように
電話してくるパパ
時差もあるし
日本人も少ないし
会社ではほんの数人の日本人たち
その狭い中で頑張っているパパ
ちょっとした話を
誰かに聞いてもらいたいんだろうな
近くに家族がいないって
やっぱり寂しく思っているのかな～