平日は原則仕事で埋まってしまう予備試験受験生にとって現実的な直前答練のスケジューリングを書いてみました。

 

 本番と同じ時間帯で解くことを最優先で日程を組みました。LECファイナル答練→辰巳予想答練→LEC論文公開模試→辰巳論文公開模試という流れです。

 

 LECは本番と同じ時間帯で解けるのですが、辰巳は科目毎にまとめて発送なので、本番と同じように解くことができないのがきついです。

 

 

5月27日(土):LECファイナル答練第1巡1日目

5月28日(日):LECファイナル答練第2巡2日目

6月3日(土):LECファイナル答練第2巡1日目

6月4日(日):LECファイナル答練第2巡2日目

6月10日(土):辰巳予想答練憲法・行政法第1回、刑法・刑訴法第1回

6月11日(日):辰巳予想答練実務基礎第1回、民法・商法・民訴法第1回

6月17日(土):辰巳予想答練憲法・行政法第2回、刑法・刑訴法第2回、一般教養第2回

6月18日(日):辰巳予想答練実務基礎第2回、民法・商法・民訴法第2回

6月24日(土):LEC論文公開模試1日目

6月25日(日):LEC論文公開模試2日目

7月1日(土):辰巳論文公開模試1日目

7月2日(日):辰巳論文公開模試2日目

 

 

 ただ、これを実現するには以下の条件を満たす必要があります。

 

・LECはファイナル答練を渋谷本校で受けるか、通信受講で申し込んで第1巡だけその場で各本校の窓口で教材を受領して家で解くことが必要です。

 

・辰巳は、予想答練を土日で解くからには通信で在宅受験するしかないところ、法律実務基礎第1回を6月11日(日)に解くのが理想。ただ、6月9日(金)発送なので、これだと受領を11日(日)までにできない場合がある。そこで、発送される前に、これだけは宅配便に送ってもらわないようにし、10日(土)の夕方にでも辰巳の窓口に頼んで自分で高田馬場まで出向いて受領するしかないでしょう。

 

・辰巳の予想答練の一般教養第1回は、本番通りの時間帯に解くなら、6月10日(土)に解くのが理想なのですが、発送が6月12日(月)なので、平日の帰宅後に何とか1時間確保して解きましょう。本番でも憲法、行政法、刑法、刑訴法と続いて疲れた頭で解くことになるので、早起きして解くよりは良いかと思います。

 

 

 なお、辰巳予想答練を発表前コースで申し込んだ場合でも、発表後コースの締切までに答案を提出できていれば、発表前と発表後を統合した全受講者の中で成績処理してくれるので、発表前コースの締切後の提出でも心配無用です。

 

 ともかく、上のスケジュールでこなすには、絶対に体調を崩さないことが前提です。受験生は気を張って健康管理に気を付けましょう!

 

 なお、私は予備試験に合格した2015年にアガルートでゼミ(2014年に論文25位合格者が講師)とセットになった模試(といっても受験者4人)も受けて非常に勉強になった(私含めて少なくとも2人は合格)のですが、今年はそれに相当するものがないので、上のスケジュールには組み込みませんでした。