北方領土の日 | 6年担任のための歴史学習

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明日、2月7日は北方領土の日です。

 

北海道の根室沖にある歯舞群島・色丹島・国後島・択捉島は北方領土と呼ばれています。

この北方領土は、1855年にロシアと締結した条約で、日本領であると確認がされています。国境線は、択捉島とウルップ島の間に引かれ、樺太はこれまでのように国境線は引かず、両国民が混在するということに決まりました。

しかし、第二次世界大戦後、ソ連はこれらの島を占領し、現在もソ連は引き継いだロシアに不法占拠されています。

 

日露通好条約が結ばれた2月7日に北方領土の日が制定されています。

 

 

 

終戦後、北方領土にはおよそ1万7000人の日本人が住んでいました。しかし、全員が強制的に島から引き上げを余儀なくされたのです。自分の故郷が、異国によって歴史を塗り替えられているというのは、大変悔しいことです。

 

北方領土の主要産業は、もちろん水産業です。

豊富な水産業に恵まれています。鮭、ます、鱈、タラバガニ、昆布が主要産業になります。

当時は、北海道の23%を占めていたようです。

 

余談ですが、昆布などの海藻類は、日本人・韓国人しか消化できないようですね。

 

ロシアから、北方領土返還されることは現実的に難しいかもしれませんが、風化させることなく、

歴史を訴え続けることは大切でしょう。日本の領土を守っていきましょう。