79年前、広島と長崎でどんなことがあったのか。 | 6年担任のための歴史学習

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教科書だけでは分からない小学生のための歴史を解説しています。
もちろん、どなたでも閲覧ください。

 

第二次世界大戦(大東亜戦争)について調べていきますが、テーマが広いと調べにくいので、

広島と長崎に絞って良いかなと思います。

 

この学習は2学期に行うので、歴史学習ではまだ第二次世界大戦のことは学んでいません

修学旅行で広島に行く場合は、原爆資料館や原爆ドームなどを見に行くことになると思われます。

その場合は、繋げていきやすいでしょう。

 

第2次では、学んできたことをまとめます。

 

この続きで、「③なぜ戦争が繰り返されるのか」や「④戦争から得られるもの失うもの」について考えていくのですが、

日本は戦争がしたくてしたわけではありません。ギリギリまで、どうしたら戦争を回避できるか粘っているが、戦争になってしまったと言えます。そりゃ、戦争はしない方がいいに決まっています。誰だって、やりたくてやっている訳ではないでしょう。(他の国は知らないが)命懸けで戦った兵士の方々の思いを受け取らねばならないだろう。インターネットで調べて、まとめるのはあまりにも危険な気がします。

 

次時として、戦後から現代まで、先人のどんな努力や願いがあったか考えます。

今の日本の平和には、たくさんの犠牲があったことや、平和を守ることが容易ではないことを理解していきます。

 

平和を守るために、どんな犠牲があったのか。調べ学習のテーマを決めてグループで調べ、まとめていきます。

教師が第二次世界大戦について、よく理解していなければこのテーマも薄っぺらいものになってしまします。(私自身がそうだった(涙))

 

次のような、テーマが考えられる。原爆については全員が学ぶので割愛している。

これが子どもたちから出て来たら良いが、難しいかもしれない。戦前、戦中、戦後で考えさせると出てくるかもしれない。

 

欧米列強によって植民地化された国は、どうなったのか。

特攻隊は、なぜ生まれてしまったのか。

日本の零戦とアメリカのグラマンの違いについて。

東京大空襲について。

GHQの占領政策について。

東京裁判について。

シベリア出兵について。

憲法9条について。

(朝日新聞について)

 

グループでスライドを作り、発表の準備をしていく。調べたことだけでなく、学習を振り返って思うことも書くことが大事。

 

まとめとして、最終的な「平和」に対する見解についてまとめ、わたしたちにできる平和の作り方についてまとめていきます。

戦争はいけない。原爆はいけない。だけで終わらないようにしたい。戦争の悲惨さを学び、先人の痛みを感じ、これからの日本について考えられる時間になることを願います。