ある朝、渋谷駅から急行電車に乗り、二子玉川駅で各駅停車の電車に乗りかえることにしました。
ホームで待っていると、見かけたことが無い溝の口行きの各停電車が入ってきました。
ダイヤ改正で増便され、便利になったのかなぁと感心しつつ、その各停の電車に乗ると、
な、な、なんと、降りたい駅をものすごいスピードで通過していきます。
さらには、先行電車までも追い越していくではありませんか。
ドアの入り口には「各停」と書かれていた筈なのにと疑問に思いながら、
溝の口駅に着くと、急いで反対側のホームに走り、発車間際の各停の電車に駆け込みました。
すると、またしても、降りたい駅を通過して、二子玉川まで戻ってしまいました。「なにそれ~!!!」
怒りすら感じた朝の出来事でした。ある意味、怒りの珍百景?
二子玉川駅と溝の口駅の間には、2つの駅(二子新地、高津)があるのですが、
大井町線の各停と急行電車はどちらとも、この2つの駅を通過するのです。
いや、正確には、各駅を通過する「緑色の各停」と本当に各駅に停まる「青色の各停」があるらしい。
私が乗ったのは「緑色の各停」でした。利用者からすると、実に紛らわしい。
私以外にも間違えて乗車する人がきっと居るに違いありません。
色で区別する「各停」でなく、「普通」とか「準急」とか、ネーミングを工夫すべきだと思います。
二子新地駅または高津駅に行かれる場合、
緑色で書かれた各停電車は、各駅に停まらないので注意してください。