反省の念は6年の歳月とともに薄くなっていくものだなぁと再反省した出来事。
6月14日(日)
この日は山形県の西吾妻山 に行くために朝4時半に自宅を出発した。
川越街道を和光ICへ急ぐ。
新座付近で信号が青に変わった。2車線の道路は遥か彼方まで直線が続く。
いつもは超混みの川越街道も日曜の早朝はほとんど車がいなくて快適だ。
私の前を走る車はいない。
そのとき、右の追い越し車線から1台の車が私の少し前方に出た。
・ 私の潜在意識にその車への対抗意識があったのだろうか
・ それとも、先頭を走っているため、後続車からのプレッシャを感じていたのか
・ あるいは、カーステレオの軽快なリズムにのせられたためか
・ 山形県まで5時間もかかるため気持ちの焦りがあったのか
私は、右の車に追従するようにアクセルを踏み込んでいたようだ。
その瞬間、突然、前方に人が飛び出してきた。
あっ。あぶないじゃないか。
2人の男性が私の車線の前方と右の車線の前方に突然飛び出してきたのだ。
赤い旗を振っている。
こんな早朝に道路工事でもしているのか?
一瞬、制服がガードマンのようにも思えたのだが、
ブレーキングした車がその男性に徐々に近づくにつれ、
その男性たちが警察官であることが分かった。
車道の左のスペースに警察車両がとまっており、
私と右の車に対して、そこにバックで入るように誘導された。
まるでカーレースのゴール地点。
それを意味するかのような赤いチェッカーフラグ。
こんな早朝にスピード取締りを行っているなんて、ひどい。ご、ご苦労様です。
ウキウキ気分メーターは、いっきに急降下。
頭の中では、免停だけはなりませんようにと祈るばかり。
暗い気分に包まれ、ギアをバックに入れたとき、もう一人の警官がやってきて、
君達でなく、3台目の車が違反車とのこと。
お~、その瞬間、雲の切れ間から光が差し込めたようだった。
私の右足にもう少し、力が入っていたらと思うと....
胸をなでおろすと共にスピード違反しないように再反省した朝の出来事でした。