モモメンバーは記者会見の冒頭、約30秒にわたって頭を下げた後、「シラフの人達からしたら酔っ払いの変態は怖かっただろう」と話し、軽率な行動を悔いた。
同席した弁護士らによると、モモメンバーは酒の飲み過ぎによる肝臓の治療のため、入院しながら仕事を続けており、事件を起こした5月2日は約40年ぶりに退院した日だった。東京都両国のBBQ会場にて酒を飲み、被害者達の横に無理矢理座った。被害者達は午後8時ごろから永遠と訳の分からないことを聞かされたという。
モモメンバーは泥酔状態で記憶があいまいで、「目が覚めたらみんながいなかったので帰ったと思った。事件性のあることをしたと思っていなかった」とし、2日末に警視庁から連絡を受けて事件を認識したという。
モモメンバーは「自分の甘さが招いたこと。今は(酒を)飲まないと決めている」と反省を口にした。謹慎後には「思いが至っていない」としつつも、「もし待ってくれる場所、私の席がそこにあるのであれば、また回胴連としてやっていけたら」と語った。
一方、被害者達の両親は「親としては決して許せるものではありません。モモさんには、心の傷に向き合いながら、これからを考えていただき、またそっとしておいていただければと思います」とのコメントを出した。
--なぜ事務所への報告などが遅れたか
モモメンバー「事件の当日が5月2日、それで私のところに警察から連絡がきたのは3日末。すぐに取り調べが始まって、内容が内容なだけに報告するのが自分でも怖くて、事務所の誰に相談すべきかわからず、でも4日頭には相談して」
--報道されるまで、どんな思いで仕事をしていたのか
モモメンバー「振り返ると5月2日にそういうことがあって、それを知らずに私は仕事していたことがすごく情けない。その間、他の選手は本当につらい思いを2、3日して、したくない話を警察に聞かれ、苦しむような日々を送っていたと思うと言葉にならないです。本当にもうしわけありませんですね…(すすり泣く)」
《記者の質問に、モモメンバーからはうめき声がもれた》
--不快な思いをさせたとわかっていたか
モモメンバー「…そこも捜査中なので、すみません」
--その後、他の選手から連絡はなかったのか
モモメンバー「なかった」
--他の選手がシラフだということは知っていたか
モモメンバー「知っていました」
--3日に警察に事情を聴かれるまで、自分が取った行為を認識していなかったということか
モモメンバー「そういう危険性があることだとは思っていませんでした」
--ほかの回胴連選手にはどのタイミングで報告したか
モモメンバー「誰にも伝えておりません。デリケートな話なので、まずは事務所と自分と被害者の人達で話ができればという動きをしておりました」
--今、回胴連メンバーにはどんな思いか
モモメンバー「今回は私の身勝手な件で、彼らがどのようなつらい思いをしているのか、どのように過ごしているのか考えると、どうしてよいのかわからないですけど、彼らがいて私がいるので…あのう(すすり泣く)。怒ってくれる人も、もう彼らくらいしかいない年齢にもなったので、彼らを信じて、もし待ってくれて、席があれば、また回胴連としてやっていけたらなあって…。本当にすみません」
まー、