アルサック村にあるメドック格付け5級シャトー、シャトーデュテルトルのオーナーが3月2日から変わりました。
シャトージスクールのオーナーでもあるオランダ人のアルバタ家が1997年に当シャトーを購入し、現在まで経営してきましたが、2021年3月にGrands Chais de Franceを経営するヘルフリッチ家に売却しました。
アルバタ家がシャトーデュテルトルを売却した理由として、下記のように述べています。
≪私達は同じアペラシオンにシャトージスクールとシャトーデュテルトルの2格付けシャトーを経営しています。ただ、この2シャトーは地理的にあまりにも近すぎる為に2シャトーの相乗効果を見出すことに困難を感じた。≫
≪シャトーデュテルトルは偉大なポテンシャルを秘めているシャトーです。その良さをもっと引き出してもらいたい。≫
≪我々がボルドーに足を踏み入れた最初の目的は、シャトージスクールの経営権を100%買収することでした。
その目的を果たす為にシャトージスクールの経営に集中したい。≫
※現在、シャトージスクールは、アルバタ家とタリ家の共同経営になります。
今後のシャトーデュテルトルに期待したいものです。
☆3月18日にシャトー関係者と話しをしましたが、基本的に醸造チームの変更はせず、シャトー見学やホテルに関しても以前と同じように行う予定とのことです。☆
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