シャトーコスデストゥルネル/Chateau Cos D'estournel

AOC サンテステフ

メドック格付け2級

オーナー:レィビエ家

ぶどう敷地面積:100 ha

ぶどうの種類:60%カヴェルネソーヴィニヨン、40%メルロ、少量・カヴェルネフラン、プチヴェルド

 

 

 

《シャトーの歴史》 

シャトーコスデストゥルネルの歴史は1791年にルイ・ジョゼフ・デストゥルネルが、14ヘクタールのぶどう畑を相続したことにより始まります。

当時、ボルドーのワインは、ほぼ全てネゴシアンを通してイギリスを中心に販売していました。

ですがデストゥルネル氏は、自分のワインを直接販売したいという事で、当時の主要販売先のイギリスの植民地のインドにワインを輸出し始めました。

この戦略が見事に成功し、インドで大量のワイン販売を納めました。

この時、売れ残ったワインをシャトーに持ち帰りセラーに保管していましたが、数年後試飲したところ、シャトーから出てないワインより、長旅を経たワインの方が美味しかったということで、インド戻りのワインにR(RETOUR /戻り)という文字を記し再販売しました。

デストゥルネルにより大きく成長したシャトーコスデストゥルネルは1855年のメドック格付けで見事に2級に格付けされます。

その後、数家族にオーナー権が移り、2000年にレヴィエ家がシャトーコスデストゥルネルを買収。

大規模な投資を行い醸造所の作り替え、ぶどう畑の見直しを行い、更なる前進を続けています。

 

《ブドウ栽培方法》

2000年にレィビエ家がオーナーになり最初にぶどう畑の見直しに着手し、ぶどう畑の排水工事、ぶどう畑の土壌検査を行い、土壌に適したぶどうの植替えを行なっています。

 

《醸造所》

 

2003年より醸造所の改善を行い始め、最初にタンクを全てステンレスタンクに変更しました。

その後、2005年から3年間という長い年月を費やし、新醸造所を建築。新醸造所は、ポンプを一切使用しないグラヴィテ式対応の醸造所になります。

ポンプの代行としてワイン用のエレベーターを設置しており、エレベーターでワインを上階に運び、重力にてワインをタンクに戻す作業を行います。

 

※アッサンブラージュは発酵が終わった後すぐに行い、その後、アッサンブラージュしたワインを木樽熟成します。

 

《木樽熟成庫》

 
 

木樽熟成庫は、醸造所のすぐ下(地下一階)に位置しています。

こちらもポンプを使用せず重力で作業が行えるように対応した造りになります。

使用している木樽会社は11社と非常に種類が多く、木樽の香りでも複雑みを出しています。

 

【シャトーコスデストゥルネルの木樽熟成】 木樽熟成期間 16~18か月 / 新樽率60%程

 

《試飲》

 

 
 

試飲は、見学プランにより変わります。

現在は、期間限定(?!)の特別プランを出しており、通常プランよりもお手軽価格にてシャトーコスデストゥルーネルを楽しむことができます。

 

《見学情報》

シャトーコスデストゥルーネル

 

要予約制

見学:一般及びワイン関係者

見学費: 見学プランが、数種類あります。詳細はビデオをご覧ください。

 

 

《見学コメント》

シャトーコスデストゥルーネルは外観でも他のシャトーと様式が違い目を引きますが、内装もタイムスリップしたような新旧が混ざった建築様式になり、ワインの試飲を含め非常に満足できる見学になります。

ただ、一日当たりの見学数が非常に少なく、予約がとりにくいシャトーになり、また見学費が高額なところがネックに。

個人的に言えば、ワインの試飲数も多いし、ゆっくりと時間をかけて丁寧に案内してくれるので、すごくお勧めしたいシャトーです!

 

※シャトーコスデストゥルネルのワインの詳細は次回!

《シャトーコスデストゥルネルの紹介動画》

 

 

 

 

 

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