シャトーララギューヌ / CHATEAU LA LAGUNE
AOC:オーメドック 格付け3級シャトー
ブドウ畑面積:80ha
ブドウ種類:カヴェルネソーヴィニヨン、メルロ、カヴェルネフラン、プチヴェルド
ボルドーからメドックのシャトー街道を通ると一番最初に出てくるシャトー。
《シャトーの歴史》
シャトーの歴史としては、18世紀から存在していたといわれています。
途中、世界大不況・第二次世界大戦によりシャトーも危機的な状況を迎えますが、
1999年に不動産業を経営するフレイ家による当シャトー購入により大きな変化を迎えます。
2004年に娘で醸造家でもあるカロリンヌさんがシャトーの指揮を執っていきます。キャロリンヌさんと同時にボルドー大学醸造学区教授のデブルディユ氏がコンサルトとして就任しシャトーララギューヌの質を向上させていきます。
(セカンドワインのムーランドララギューヌ、サードワインのマドモワゼルL ワインを造りだしまた。)
《ぶどう栽培方法》
2004年から最小限の農薬しか使用しな減農薬栽培法をとりいれました。
2013年からは農薬を一切使用しないビオ栽培方法を導入、2016年のワインよりビオの認定を獲得。
現在では、環境を更に重視したバイオダイナミック栽培にて作業を行っています。
プチヴェルドの栽培量を増加中。
《醸造所》
醸造所に入るとすぐに目の前に多数のステンレスタンク。
2004年に新しく改装された醸造所のコンセプトは収穫からブドウをタンクに入れるまでポンプではなく、自然の重力を活用できるような造りになっています。
《木樽熟成庫》
醸造所のすぐ横には木樽熟成庫。
シャトーララギューヌは、2017年霜被害、2018年にひょう被害にあい、2年連続で生産量が30%程しかないという厳しい時期がありました。
2年連続での自然災害により、木樽熟成庫も木樽が少ない状況でした。
ただ、2019年ワインは質、量ともに回復!
先日、行われた2019年プリムール(先物販売)では、驚くほどお手軽価格の値段を出してきました。
価格を下げた大きな理由として、《2年連続市場から消えてしまっていた。2019年に再度、シャトーララギューヌの存在を再アピールすることが優先なので、それに伴う価格です。》
シャトーララギューヌ2019年、要チェックです!
《試飲》
最後に、試飲。
試飲はセカンドワイン ムーランドララギューヌとファーストワインのシャトーララギューヌ。
メドックにありながらペサックレオニャンを思わせるような雰囲気をもっているワイン。
ラズベリー、黒果実系、タバコ、木樽香、アタックは滑らか酸もバランスよく、余韻も非常に長い。
《シャトー見学に関して》
営業日;月曜日~金曜日
シャトー見学は基本的に業者の方のみ。(2年連続の生産量減の為。今後変わる可能性あり。)
醸造所も非常に大きく近代的、見学も丁寧に行ってくれておもてなしが伝わってくる。
私、個人的にはワインも醸造所も好きなシャトー。
ただ一つだけ、シャトー見学中、ガイドの方がオーナーに見学者の写真を送りたいとのことで数回写真を撮ります。
もちろん、断ることもできますが、もし写真が嫌な方は最初に伝えて頂いた方が無難です。
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