産後バストが気になる|胸だけをケアする前に見直したい5つのこと
出産や授乳を終えたあと、鏡を見て、
「バストの形が変わった」
「上胸がなくなったように見える」
「デコルテが寂しくなった」
「妊娠前の下着がしっくりこない」
と感じる方は少なくありません。
私自身も、産後のバストの変化を経験しています。
だからこそお伝えしたいのは、産後のバストケアは、胸だけを見て進めないことです。
バストの印象は、乳房そのものだけでなく、背骨、肋骨、肩の位置、呼吸、下着の状態によっても大きく変わります。
今回は、自宅で見直したい5つのポイントをご紹介します。
1.まずは現在の下着サイズを確認する
妊娠や授乳を経ると、バストだけでなく、アンダーバストや肋骨まわりの状態も変化します。
妊娠前と同じブラジャーを使っていても、
- カップ上部が浮く
- 脇から胸がはみ出す
- ストラップが落ちる
- アンダーが苦しい
- 動くとブラジャーがずれる
といったことがあれば、現在の体に合っていない可能性があります。
「以前のサイズに戻す」ことを目標にするのではなく、今の体をきれいに包める下着を選びましょう。
2.抱っこや授乳後の姿勢を戻す
授乳や抱っこでは、顔を下げ、肩を前へ出した姿勢が長くなりがちです。
その状態が続くと、胸の前側が縮み、首や肩、背中が固まりやすくなります。
まずは壁に背中をつけて立ち、肩をすくめずに5回深呼吸してみてください。
無理に胸を張るのではなく、息を吸ったときに肋骨が横や後ろにも広がる感覚を意識します。
3.胸より先に、首・肩・脇をゆるめる
バストを寄せようとして、胸だけを強くマッサージしていませんか。
抱っこや家事で首や肩が固まっている状態では、胸を開こうとしても肩が前へ戻りやすくなります。
両肩を前から後ろへゆっくり10回まわし、脇の下から背中にかけて手のひらでやさしく触れるところから始めましょう。
痛いほど押したり、皮膚を強く引っ張ったりする必要はありません。
先にゆるめる、次に育てる。
この順番を守ることが大切です。
4.保湿はバストだけで終わらせない
産後は自分のスキンケアが後回しになり、バストやデコルテが乾燥しやすくなります。
入浴後は、バスト、デコルテ、脇、肩まわりまで保湿剤をなじませましょう。
塗るときは、肌をこすらず、手のひらで包むようになじませます。
毎日自分の体へ触れることで、乾燥や左右差などの変化にも気づきやすくなります。
5.食事は「減らす」より、体をつくる材料を意識する
体型を戻したいからと、食事を極端に減らすことはおすすめできません。
肌や筋肉などをつくるためには、タンパク質を含む食事も大切です。
卵、魚、肉、大豆製品、乳製品など、食べやすいものを毎食少しずつ取り入れてみてください。
育児中は完璧な食事を目指すより、欠食を減らし、続けられる形を考えることが大切です。
産後バストは、体全体で整える
アムリタラボラトリーでは、バストだけを施術するのではなく、背骨リメイクで首・肩・背中、肋骨まわりの動きを整えます。
姿勢や呼吸が変わることで、
「デコルテが開いて見える」
「バストの位置が高く見える」
「洋服を着たときの印象が変わった」
と感じる方もいらっしゃいます。
産後の体は、以前と同じではありません。
けれど、「もう戻らない」と諦める必要もありません。
サイズだけではなく、姿勢や服を着たときの印象まで含めて、自分らしいバストラインを育てていきましょう。
なお、バストに強い痛み、しこり、皮膚の変化、乳頭からの分泌物などがある場合は、施術やセルフケアを行う前に医療機関へご相談ください。
