石垣島のロード・オブ・ザ・リング | Yacco Cafe(やっこカフェ)~光と陰がくつろぐ空間~

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こんばんは!Yaccoです。

 

 

さて、昨日の続きです。

 

 

男の先輩に毎日メッチャ理不尽にキレられていた私でしたが、毎日海に行くことで、なんとか1ヶ月はストレスを発散して精神状態を保っていたものの、今度は身体がいうことを聞かなくなってきました。

 

 

5月のGW明けから真夏のような天気、そして職場に入ればずーっと冷房の下でパソコンに向かい、教わっていないことを男性の先輩に聞けば、メッチャキレられる。

 

 

ここに来る前にその先輩から仕事を引き継ぐことが条件だったのですが、まさかこんなキチガイだったとは聞かされてなかったし(当たり前だけど)、男性の先輩に職場で感情的にキレられるなんてことはこれまでの人生で一度もなかったもんですから、、、

 

 

あ~!なんて私は今まで素敵な男性たちとお仕事をしてきたんだろうと過去を振り返り、目を細めていました。

 

 

その男性のキレッぷりをみていた他の先輩たちは、

 

 

「アイツ、男の更年期障害だから・・・」

 

 

「アイツから仕事を早く引き継いで、逆に自分のやり方でやってくださいって言えるようになればいいじゃん!」

 

 

そして、直属の上司は

 

 

「あの人があなたと僕に対する態度がまったく違うのはわかっているよ。とにかく早く仕事を引き継いでもらって、彼に部署移動してもらおうね」

 

 

 

などなど、励ましのような励ましになってないような言葉を頂いてはいたものの、状況はあまり改善できていませんでした。

 

 

 

そしてある日、この先輩がある映画のキャラクターにそっくりに見えてきたのです。(実際に似てます)

 

 

 

 

このゴラム、どれくらいぶっ飛んでいるかっていうと、周りに自分より上位の人がいないときは、机からヤスリを取り出して、自分の爪をシャカシャカ磨き始める。。。

 

 

だから、彼の爪は常に長くて綺麗なのです。(女性のわたしより・・・泣)

 

 

そして週一回の会議のときでも、爪が気になってしょうがないらしく、上司が真剣に説明しているときでも、ずーっと爪をみて、パチンパチンとなにか汚れをとっているという有様。

 

 

そして、暇なときはデスクの上にスマホを置いてゲーム。

 

 

タバコは一度吸いにいったら30分以上は戻らない。

 

 

自分が追い込まれているときはとにかく誰にでも当り散らす。

 

 

後輩の女性社員には、通りすがりにツンツン背中を押して長話。

 

 

すみません、もう思い出して書いているだけで気持ち悪くなってきました。

 

 

そのゴラムから庭師のサムがフロドを守ろうと何とか耐えていたころ、

 

 

 

 

やっと6月にチャンスが巡ってきました。

 

 

上司が仕事を覚えてくれたみたいなので、ゴラムと出勤時間も変えていいし、お休みもゴラムと別の日をとっていいというのです。(それまでは仕事を覚えるためにずーっと一緒にでした。)

 

 

早速、私は作戦に取りかかります。

 

 

そう、あのポノポノシール作戦です。

 

 

誰よりも早く出勤し、ゴラムのデスクはもちろん、わたしが所属している部署全員のデスクとイスの見えないところに変化が起るようにとワクワクした気持ちで貼っていきました。

 

 

 

そして・・・・ついに8月。

 

 

 

彼が前々から希望していた部署へ配属が決定したのです。

 

 

 

感無量!!!

 

 

 

だって、結果、誰も不幸になってないんですから。

 

 

 

それがこのホ・オポノポノのすごいとこだなぁって思うんです。

 

 

 

正直言えばこれがポノポノシールのせいかどうかってことはわかんないけども・・・

あの時、シールを貼ったことで、かなりわたしの気持ちは前向きに変わったことは事実なのです。

 

 

 

今はそのゴラムさんも自分の好きなお仕事でノビノビとされているようだし、わざわざ残業代稼ぐために、ゆっくりサボって仕事をする必要もなく、普通に残業しなくてはならないようなので、本当に希望通りでよかった。よかったてへぺろ

 

 

(あと、後日談があって、このゴラムさんは私だけではなく、自分の同じチームに入ってきた新人さんを代々イジメてきたというかなりの捻じ曲がった性格の方だったようです。)

 

 

そうそう、そういえば映画『ロード・オブ・ザ・リング 2つの塔』のラストシーンで、庭師のサムがね、こんなかっちょいい台詞をいってるんです。

 

 

★サム
まるで、偉大な物語の中にでも
迷い込んだような気分です。

闇や危険が一杯に詰まっていて
その結末を知りたいとは思いません。

幸せに終わる確信がないから。


こんな酷いことばかり起きた後で
どうやって世界を元通りに戻せるんでしょう?

でも、夜の後で必ず朝が来るように
どんな暗い闇も
永遠に続くことはないんです。

新しい日がやって来ます。
太陽は、前にも増して明るく輝くでしょう。


それが人の心に残るような
偉大な物語です。

子供の時読んで理由が分からなくても
今ならフロド様。
なぜ心に残ったのかよく分かります。

登場人物たちは
重荷を捨て、引き返す機会はあったのに帰らなかった。
信念を持って
道を歩き続けたんです。

★フロド
その信念って何だい?

★サム
この世には、命を懸けて戦うに足る
素晴らしいものがあるんです。

 

 

 

 

まさにまさにその通り!サム、あんた頑張ったよ!

 

 

しかしゴラムが去ってホッとしたのも束の間。。。

 

 

また明日に続く。

 

 

★2017年カレンダー、早速お申し込みいただきまして、ありがとうございます!本当に嬉しい限り!

 

 

引き続き、お申し込みはこちらから。

 

 

 

 

1月 笑初!めでたい!

 

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