3年前、実家の蔵の跡地のコンクリートに大きなハンマーで何ヶ所か穴を開けた。
周りの土がある場所には、レモンバームやオレガノの種をまいた。
小さな芽が出て育ってくれたハーブの香りに癒された。
穴が空いた場所は、雑草たちの種が根を張って、自然に環境整備を行なってくれた。
その翌年、多年草のハーブたちは、同じ場所でさらに大きく育ってくれた。
1年草の種たちは、風や虫たちによって、想い想いの場所で芽を出してくれた。
コンクリートの穴の中から芽を出してきてくれたハーブの子もいた。
どんどん育って大きくなってくれた。
冬には枯れて、春の芽吹きを待つ種子たち。
春には、お馴染みの種子たちが芽を出してくれて、どんどん大きくなって、思わぬところにも、芽を出してくれるようになった。
たくさんのレモンバームの苗を庭のあちらこちらに植え替えをしてみた。
コンクリートで成長したハーブは大きくなるものの2年間は、葉っぱが大きくなるだけで、花は出てこなかった。
今年の春、大きくなってきたコンクリートのハーブが窮屈そうで、周りのコンクリートを剥がしてみたら少し力を入れれば簡単に浮き上がってきた。クラリセージの根っこが地表近くにたくさん伸びて、コンクリートとの境に層が出てうまく押しやってくれた感じで、どんどん剥がすことができた。粘土質の土だったから、庭の剪定した若木や草をどんどんその上に載せていった。すると蕾が現れた。
その蕾は、蕾の重さで少し頭を垂れている状態だったが、花が咲きだすと真っ直ぐに伸びて、香りの良い花を咲かせている。
このコンクリートで育ったハーブは「クラリセージ」
クラリセージの歴史は、2,000年以上も前から始まり、当時のケルト人は心を穏やかにすることを目的として、宗教的な儀式の前にクラリセージでハーブティーを作って飲んでいたのだそう。
中世になると、クラリセージの種子を煎じたものが目の疾患に役立つと言われて“キリストの目(オクルス・クリスティ)”との別名で重宝されるようになったよう。
種子を煎じて目につけると視界がクリアになることから「明確」「clear」を意味するラテン語の「クラルス(clarus)」からその名がつけられたそう。
私に生きる強さを教えてくれたハーブ
本当の自分ってなんだろう?
自分の中で何かがずれていると思ったら、種まきがオススメ、、
あっという間に、意識が変わっていることに気づく。
私は人間中心の世界で生きているわけではない。
自然と共にある姿が自分の中ではしっくりする。
人間の世界が強すぎて、圧迫されそうならば、それは、自分の軸がそちらに流されているだけだから。
美術館の絵に何かをぶつけても、自然環境は変わるわけではない。
自分の中の満たされない何かが、私の話を見て、、、こっちの話を聞いてって、、、、
目には目を、歯には歯を、、、そんな強いやり方をしているだけのように感じてしまう。
でも、自分の中の子どもが騒ぎ出したら、、、声をかけて存在を認めて、癒してあげたい。
癒されることで、次のステップに進んでいける。
種まきの行動、一人一人が世界を変える
コンクリートからグリーンの世界へ
何事もバランスが大事





