ある人が、アンティーク小物の店をやろうと考えていたとします。
店舗面積は10坪ほど
お店をはじめるにあたって、
いくら資金が必要なんだろうか。。。。
もちろん、多ければ多いほどよいでしょうが、
それでは、ただのドンブリ勘定になってしまいます。
もっと具体的に考えると。。。
まず考えないといけないのが
店に陳列する商品です。
商品の重量や体積にもよるでしょうが
「小物」ってことを考えると
少なくとも数百点は必要でしょうね。
仮に陳列商品数を300点とします。
平均仕入単価が1000円だと300万
3000円だと900万必要です。
陳列した商品以外にも、ある程度の在庫が必要ですから
そう考えると、上記金額の1.5倍くらいのお金が必要でしょうね。。
でも、もし仕入単価が100円だとすれば
陳列商品+在庫コストは50万ほどで済みますね。
ところで、あなただったら仕入れた商品をいくらで売りますか??
言い方をかえれば、仕入値の何倍で売りますか??
2倍? 3倍? 4倍?
じゃあ3倍で売ることにしたとします。
仕入単価1000円の商品を300点陳列してるんであれば
お店には売価900万分の商品があるってことですね。
でも、同じ条件で単価100円の商品なら
店のものを全部売ったとしても90万の売上にしかなりませんね。
では、仕入値の10倍で販売できればどうでしょうか??
仕入単価1000円なら販売単価1万、陳列商品全部売ったら9000万
仕入単価100円なら販売単価1000円、売上900万ですね。
ってことは、いかに安く仕入れたものを
いかに高く売るかってことが大事になってきますね。
◇安く仕入れるためには・・・
◇高く売るためには・・・
という、2つの異なる命題が発生しますから、これをそれぞれ解決すれば良い訳です。
ちなみに「高く売るため」に小売店が一般的に使っている手法は
◇商品レイアウト
◇商品の組み合わせ
などが代表例です。前提条件であるアンティークであれば、更に
◇商品の加工
などが加わります。
そういえば、私のお客さんは
中国で大量の石を購入し
国内でちょこっと加工したのち、「風水グッズ」として売り出しました。
売値は仕入値+加工代の20倍ほどだったと思います。
風水グッズは安いと売れないそうです。「ご利益がない」と思われるんでしょうか。。。
値付けを高くしたほうが売れるそうです。
10万ほどの仕入+加工代のものが200万近くで売れてました。
仕入値をきくと、なんだか買うのが馬鹿らしくなっちゃいますが
アンティークも似たり寄ったりですからね。
言い方をかえると、両者とも、仕入れたものを
ただ売るんじゃなくって
加工することで価値を何倍にも高めるわけですね。
いかに加工するか。これが大きなポイントってわけです。
そう考えれば、
街のアンティークショップなどは
小売業ではなく、加工業として見た方が正確なのかもしれませんね。
ほかにも小売業ではなく加工業と考えたほうが良い業種って沢山あると思います。
加工業で買い物をするときは、「値段に見合った加工をしているか」を
チェックしましょう!!