私は…一匹狼になることが多い。
昔からイジメられて独りで過ごすことが多かったからか…独りでいることに苦ではないし、独りでいる時間に色々な構想をしたり、他人を遮断する独特な考えを持つ。
それが、正しいか正しくないかは正直、不明だし永遠のテーマなんだと思う。
まぁ、口癖だけど…「この世に正解はない」から。
以前、勤めていた障がい者入所施設で、仲の良いというと失礼だけど、悩みを聴いていただいたり、叱咤激励を受ける上司がいた。
その上司の右手?のように考え方が同じで刺激を受けて仕事をしていた。
毎年恒例の施設全体の旅行。
旅行では余興に職員が入所者や保護者の前でダンスや踊りを披露し楽しませるのが恒例だった。
旅行から2ヶ月くらい前から、居残りで場所を押さえ余興の練習をする。
この年は「ソーラン節」をやる案を私が出して、それをやることになり猛練習した。
勤務の関係上、なかなか全員が揃い練習することが難しく、覚えも悪く完成に至らない。
指揮を取る私が尊敬する上司が苛立ちからか「みんな、ちゃんと出来ないなら保護者に喜んでもらえないだろ!ちゃんとやれ!」
結局、二日前になってもバラバラであることから余興を中止する判断を指揮を取る上司がした。
それからは、機嫌が悪い時間を過ごし、職員にも当たり散らしていた。
私は…保護者を喜ばせる為にやるわけでもなく、練習してきたわけでもない…と自論を持つ。
あくまでも、入所者を楽しませる為。
う~ん、かたいかなぁ…。
それから、初めてその尊敬する上司に反発した。
「俺は、独りでも舞台でやりますよ!保護者の為にやるんじゃないので…入所者に楽しんでもらいたいから…。」
その後は、勝手にしろ!と言わんばかりの無視をされて過ごした。
なんか…少し前にも投稿した、プロレスの猪木や藤波に長州がやった言動に似ていて、痺れた…誇らしかった。
自分で言ったものの、勿論、怖さがあった。
でも、もう後には戻れない、自分独りで舞台に立ちソーラン節をやる!
それからドラマのように一人、二人と増えて完成度は低いながらも、尊敬する上司以外の職員が舞台に登り、ソーラン節を行なった。
自然と涙が出て来た。
頭の中で、みんな衣装を旅行先に持って来てたんだ…など色々と思ったが、この職員に助けられたし素晴らしい人達に恵まれた。
長州なみの自論で殻を破る自分が誇らしかった。
日本は、自分の意志を仲間に言う勇気が無く、いつでも連んで曖昧な関係を過ごす人間が多い。
まぁ、私の自論が正しいか、正しくないかも正解はない。
ただ、自分が正解だと感じる物、正解に近いと感じる物を信じて行動することが大切だと思う。
一匹狼の私は、ほのぼのとこんな思い出話に遠くを見つめていた。

