おはようございまーす!
さこぴです
9/9〜長男の小学校の合宿がありました。
2泊3日で野外活動場での合宿。
長男は
・普段不登校
・家でのんびり過ごしている
・特性から集団行動や知らない場所が苦手
・聴覚過敏で大人数の雑踏の場が苦手
などなどなどなど
合宿大丈夫かなあと私も正直心配案件でした
でも、長男本人は
「大丈夫ー」
と言ってる
荷物の準備もしないし、
しおりなどで説明しても「はいはい」と見ようとしない
(学校では先生が説明してくれたようです)
そして、
現在5年生の長男ですが
2〜3年生の時には
学校の環境に耐えられず
最初は帰宅後に大暴れして
だんだん学校でも大暴れして
そこからまた長〜〜〜〜い不登校期間に入っていったので
私は私で
「大丈夫かぁ〜〜???」
って気持ちは抜けきれずにいたのも事実でした
そして昨日の夕方
仕事が終わってスマホを見ると
着信+留守番電話が!
電話の相手は
長男の担任の先生だった
折り返し電話すると
「長男くん、頑張ったし立派だったんだけどけど
限界が来ちゃったみたいなんです」
とのことで、
先生とも相談して、私が迎えに行くので帰ることにして
長男もそれで了承をした
その時の私の気持ちは案外落ち着いていて
「十分頑張ったわ。すごいわ。
今どんな状態なのかな?キツイのかな?
ま、何かあったら迎えに行ってもいっかって思ってたし
この前車のガソリン満タンにしておいてよかったー」
くらいでした
いざ迎えに行ってみると、
長男も落ち着いていて、いつも通りみたいな様子で
「さ、帰ろう〜」
と車にササっと乗って
担任の先生に「バイバーイ!」って手を振っていました
先生の話によると、私が迎えに来るとわかると自室に戻ってベッドの片付けをめちゃめちゃ上手にこなしたらしいwww
その後も特に暴れるとか、不機嫌とかもなくて
帰りの車の中で
「めちゃめちゃ楽しかったー」
と合宿でやったことを話してくれました
その中で
私「今回、限界だから帰ろうって提案は
長男君から言ったの?先生が言ったの?」
と聞いてみると
長男「僕だよ!
もう無理だから帰るって先生に言った」
という返答
おおお
私はその選択がいいなって思って
私「そうなんだ、いいじゃん!!」
って返した
正直感動して涙がにじんじゃいました
過去に学校で「無理!」が言えずに
大暴れした長男だったけど
大暴れするわけでもなく
自分に無理なものに対して、無理と思えたこと
いいじゃん!って思ったんだ
長男から合宿の話をよくよく聞いていると
活動の中の、カレーを自分たちで作るのが楽しみで
それまでは頑張る
あとはもう無理だから帰る
という線引きを長男の中でやっていたみたい
私はそれについても、いいじゃん!ってすごく思った
合宿は集団での活動で
自分の好きなことだけやればいいわけじゃないし
決められた期間の中で、自分で調節して工夫して過ごす必要があって
確かに何とかやって最後まで過ごせるのはベストなのかもしれないけど
でも、
今の長男には
合宿に行きたいって気持ちを持って合宿に行って
慣れない環境の中活動をしてきて
もう無理だーってそれを人に伝えられて
それ以上は引きづらずに終わりにできる
合宿に対して楽しい思い出を持って家に帰ることができる
これができたら十分だと思った
この部分ができてから、
次にもうちょっと工夫してみる、とか、頑張ってみる
があるわけだし
何よりすごく満足した顔でいる長男が
100点!
としか思えなかったんだよね
だから、長男の話を聞いて
「すごくいいじゃん!」
「よかったねえ」
「楽しかったねえ」
だらけで
私としては長男の成長をググッと感じられたし
同時に、
自分と長男の違いをググググッと感じる出来事でした
長男にはできて、私にはまだできない
という
できた・できない
という違いというよりは
そもそもの持っているモノの違い
長男と私という人間の違い
キャパオーバーしやすいという特徴は似てるけど
私たちは別の人間なんだな
ってそんな当たり前のことを
めちゃめちゃに感じました
私は、持ってる問題が似てるからといって
これまでも長男と自分を混ぜこぜに考えてしまったり
長男のやり方を自分にも当てはめようとしたり
私のやり方や良かったことを長男にも当てはめようとしたり
そんな風に考えてしまってたなあ。。。
そもそもが違うのにね!
キャンプファイヤーもやったって
長男のことを別の人間だなあって思えた時
寂しい気持ちになるどころか
どこか安心した気持ちでいっぱいでした
長男には私の非ダイヤ性という
余計なものを継承してしまったけれど
でも、長男の問題と私の問題は別
もっと別として考えていいし
長男って、私が思ってるよりも
ずっとずっと自分を持ってて
頼もしくて
すっごくいいこじゃん
私はもっともっと黙ってないとな
そんな風に思えた我が家の長男の合宿でした!