おはようございまーす!

さこぴですニコニコ






昨日は、電車旅の楽しかったことについて

ブログに書いたんだけど


お出かけにはハプニングも付きもので?

バッチリハプニングもありました



しかも、最後の最後に!!



電車旅が終わり、電車を降りて

長男は電車の写真を撮っていたのだけど


電車が発車する時に、

ブォーン!!!

ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ


それはそれは大音量の警笛?が鳴った

突然耳がおかしくなっちゃうかくらいの音



電車が出発した後、長男が思いっ切り泣き出してしまった

長男は聴覚過敏もあるし、こういうビックリものに弱い

後から聞いたら、大きすぎる音に眩暈がしたみたいで

相当な衝撃が長男を襲っていた


うあーーーー!!!

と大泣きの長男

撮影に使っていたスマホも、ビックリして落として

画面に傷がついてしまっていた

それもまたショックを増大させていたのだ



長男の背中を叩いてあげたり、

椅子に座って休むのを促しても落ち着かず

長男の怒りはどんどん増して、壁を蹴り出してしまった


最初は「蹴らないよ、こっちおいでー」など促していたけど

これは声をかけたり注意しても逆効果だなと思って


「さ、帰るよー」と帰る方向に歩き出すことにした

長男はまだ泣きながら壁を蹴っている



しばらく歩いて振り返ると、

長男が泣きながら着いてきているのを見てホッとした



でも、それでは怒りが収まらない長男は

車に戻るまで、赤い三角のコーンをなぎ倒したり

コーンとコーンの間にある黒と黄色のバーを取っては

振り回しだした驚き


「触らないよー」と声をかけてみたけど

多分これもやり過ぎると逆効果だわなと思って

しばらく長男の様子を見ていることにした



ああ・・・

あのバー、投げつけたり叩きつけて折ったらどうしよう

そしたら駅員さんに持って行って謝って弁償か

弁償しよう

無事であって欲しいけど

でも、折ったら弁償だショック


警笛どんだけの衝撃だったんだろう

ああもう、警笛のバカバカバカ!!



など頭の中で色々考えながら

長男が泣いてバーを振り回すのを眺めていた

そのうち、バーを放り投げて

また三角コーンをなぎ倒しながら車の方に戻ってきて

車に乗ったので、私は何も言わずに回収作業に向かった


三角コーンを元の場所に戻して

バーの無事を確かめてバーを戻して

あとはもう、家に帰るのみ



車に乗った後もしばらく泣き続ける長男

この先のドライブは高速を2時間くらい走る予定


えーい!もういっそ2時間泣いてたらいいわー!!

と思って

泣いている間は一切声をかけないことと、

泣き終わっても私からは声をかけないこと、

何分泣いているかを確認することに決めた



とは言っても、私の頭の中は

もっと良くできたこともあったなあ、とか

きっとあれも我慢してただろうな、とか

振り返りと反省会もしていたけど


でも、その私の脳内反省会だって

湧いてきてしまうものはもう仕方がない

やったってらどうしようもないことは知ってるけど

あれこれ考えてしまうし

やっぱり私だって不安なんだ


長男がこんなに泣いて怒ってて

楽しかった思い出が、最後に嫌なものに変わるかもしれないし

私の考えることの全てがズレてるから

そもそも連れてくるのも間違いだったかもしれない

こういう時に対処する訓練を小さい頃からやってこなくて

長男がこういう時、こういう後どうなるのかの確証もない


ああ、不安になるううう

内心バックバク

冷静でも何でもない


それでも私は運転以外何もしていない私でいて

脳内は自由だ!ってことにして

「そっとしている」

をし続けてみた





高速をガンガン走っているある時、

長男の泣きが一旦止まった

時刻は15:42

泣き出したのが大体15:10だから、約30分だ



ホッとした瞬間に

「スマホの画面に傷ついてるううううう」

「どうにかして!どうにかしてえええ!!」

泣き、再開無気力


それでもまたすぐに泣き止んだ

15:52


そしてまた再開爆笑

また泣きやむ

15:54



そこからはピタっと泣き止んで

持っていたスマホで動画を見出した



私は、落ち着いた後も私から声をかけないこと

と決めていたので、ホッとしながらも

落ち着いた長男をそのままにして運転を続けた




その後の長男は、

一切警笛のこともスマホのことも引きずらず

帰宅後は

「あの音はヤバかった、めまいがした」

といつもの感じで話してくれたし

風っ子ストーブ号の良さや楽しかったこともたくさん話してくれた



実はこの前にもハプニングがあって、

乗っていた電車が走行中に、カモシカと衝突をして

20分ほど停車をしたということがあった


突然の予定変更や再開の目処が立たないなど

見通しが立たないことが苦手な長男

これも最後の大爆発をするための十分な嫌な要素だったかもな


これについては

「僕が電車に乗ると、毎回急停車するんだよー

今回4回目だよ!

いつかな?いつかな?ってドキドキしてたから大丈夫だった」

と話してた


コナンかよっ!!と思ったけど

長男なりの想定内だったのかな


次も連続で電車が止まったら、お祓いに行きたいらしい

憑き物でしたか!爆笑爆笑爆笑




きっとこれからも色んなところで長男は爆発する

それでも、こんな風に自分で収めることができる


いっぱい泣いていっぱい怒って

自分でその気持ちを消化していける



私は、すぐ慰めたくなっちゃうんだ


今回だって「アイス買お!」って気を紛らわせるためのことを言いたくなる自分を自覚して

過去にアイスで宥めていた自分を妄想してやり過ごした


慰めても気持ちが変わらない時には

「何でよ!」ってイライラして

その怒りをぶつけてきたなあって思う

→これ、なんでわかってくれないの!っていう拗ねだよね。。。



私が何もしなくたって

ちゃんと事はそれなりに進んでいくのに

私が自分の不安から行動して、余計に変なことになって

そして上手くいかなくてイライラするなんて

ほんと、私って馬鹿げてたわ



相手の問題は相手の問題

そこに私が勝手に飛び込んで、何とかしようとする私のクセ


私が何とかできるという思いがずっとあったんだよなあ

だから、私が何とかしなきゃって思ってた


それって、

あなたにはできないというメッセージなんだよね


私はそれを子供の頃からずっと母に思っていて

母をバカにして、弱いもの扱いして、可哀想扱いしていたんだよね

だから私が何かをすることで、母を助けようとしたし母の気持ちを救おうとしてたんだ



上手くできない人のことをバカにしていたのは私の方だった

それが、色々と上手くできない私にちゃんと返ってきてたんだ



子どもたちのこともどれだけ弱いもの扱いして、バカにしてきてしまったかわからない


ただ、今からできる事は気付いたらやめていくだけ

目の前の相手は、弱いものじゃないし、可哀想な人でもない

そしてもちろん、私自身も


だから「あえて何もしない

これが今の私の課題


その何もしないことが

相手のことも私のこともダイヤ扱いしてる

ってことになるんだろうな