冬の山形から無事帰還しましたー!
私は山形県のお隣、宮城県に住んでいるのですが
太平洋側と日本海側では全く気候が違くて
雪道を車の運転する事がほぼないです
慣れない雪道、怖かったー![]()
高速を使って行ったのだけど、行きは除雪前だし
帰りはホワイトアウトしたところもあって
ビビりながら運転していました
参加したセミナーは、すごく良かった![]()
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本当に基本の中の基本の講座で、
障害とは?支援とは?という概念からはじまり
なぜその支援や関わりが必要なのかを詳しく聞けたし
お話がめちゃめちゃわかりやすくて、あっという間の90分でした
ほんと面白かったなあ![]()
ハルさんが発信の中で何度も伝えていること
10年20年先の幸せや快適な暮らしのために、
自閉症の世界を理解して、本人と仲良くなっていく
そのために、カレンダーやスケジュールや筆談で
視覚的に、具体的に、肯定的に伝えていく
見通しを持つことで心を支え(安心感)
選択をして責任を取ることを覚え
直接対峙で自分の人生の主人公になる
ということ
ああぜーんぶ繋がってるし、やっと言われてることがわかったー!
というのが何だか嬉しかったです
そっか、特に長男と私の見ている世界は違うんだ![]()
と言うのもすごく納得した
そして、
私にも時間軸がない
見通しを持てていない
選択はやって来たことがない
相手の理解ができていない(知識不足)
ってのも物凄くわかった
やっとこ認められたかな![]()
私がわかってない、できてないんだから
選んでもらうも、諦めるも、責任取るも、段取りも
私は子どもたちに伝えようにも伝えられない
これまでやったことも、積み重ねて行ったこともないんだもん
わからない、できないなんて当たり前だわな!
としか思えなくなりました
公演を聞いたらテンション上がるかなー
って思ってけれど、
どちらかと言えば、吹っ切れた気持ちになって
スッキリサッパリ![]()
雪道に負けずに山形に来てよかった![]()
さ、帰ってまた現実だ
そんな気持ちになったのもまた不思議な気持ちでした
講演に行く前から、
私が1番わかってないよなと言うのは気付いていたので
グッズ販売では、自分に使うためのグッズも購入しました
私がこれまで子どもたちに視覚支援をする中で
ほんとに1番困っていたことは
「自分もわかっていないのに、そのわからないことを伝授しようとすること」
だったんだと思います
だから、何を質問したらいいのか、自分が何に困ってるかもわからない
だって一体これが何なのか、どういうことなのか
それが私の中にないんだもんね
だからまずは自分に使おう
(子どもたちにも継続するよー)
自分にできないことは、自分以外にできるわけがない
自分がやってないことを人に伝えようとしたって
薄っぺらいし中身がないし伝わらない
私は長男がすっごく困っていて、
それでも私を頼るしかないから頼ってるのに
全然頼りにならず、ますます困ってる様子を見て
早く何とかしてあげたい!!と
めちゃめちゃ焦ってたんだと思う
それで自分にもプレッシャーをかけていたけど
10年後の長男が落ち着いていること
20歳の長男が、自分の人生の主人公になっていること
そしてお互いが快適で幸せに暮らしていること
ここを目指していけばいいんだもんね
だから、ちょっと遠回りにはなるけど
まずは私から
子どもたちのスケジュール云々の前に
私の見通し、スケジュールを大切にしてみようと思います
まずは私が安心して、子どもたちにも安心を伝えていく
大丈夫なことを伝えていく
子どもたち、特に長男にとってわかりやすい母であり
わかりやすいこの世界を伝えていく
そんなふうに出来たらいいなあと思っています
今まで視覚支援に対して、
困っているから必要なんだ、とか
ないから不安で混乱するんだ、としか思えてなかったんだけど
今日の講演を聞いて、
私と、子どもたちの人生の生き方の話のようにも思えて
少し大きな視点で捉えることができた気がします
他にも、色んなわかったことがたくさんで
また書くかもしれない!
それくらい、頭の中の点と点がたくさん繋がった講演でした
無事に帰って来れてよかった![]()