我が家では来週、広島に旅行に行く予定があります


今、広島の宮島SAにて

ピクミンテラスというイベントが開催されていて

そのイベントに行こう!

という旅行です



しかし、次男が不調

体調というより気持ち的に


理由は

「南海トラフ地震が起きて、津波が来るかもしれないから、広島が怖い」



1番楽しみにしていたはずの次男が

1番行きたくなくなってしまいました



先日の宮崎県の地震が発生して以降、

YouTubeで一気に南海トラフ地震についての

動画が増えました


そして、検索をしなくても地震の動画が流れてきて

一度見ると、関連動画として

どんどん地震の動画が画面に表示されていくし


次男自身、一度見ちゃうと興味と不安で自分も検索しては

恐怖でいっぱいになってしまったようです


VRで津波の映像が見れたりして、結構リアル

それに津波って、とにかく怖いよね。。。



そんなわけで、

繊細で不安が強いタイプの次男はすっかり

南海トラフ地震と広島旅行が怖くなってしまいました




さて、どうする?


次男から「南海トラフ地震が怖い」「広島が怖い」

と言われて、最初は

「怖くなるよね」とか「動画見て怖くなっちゃったよね」とか

「見たら不安な気持ちになっちゃうよね」

とか返していたのだけど、あまり効果なく



正直私はどうしたらいいものかわからなかった

よく「自分がされて嬉しいことをすればいい」

と聞くけれど、


私はその「自分がされて嬉しいこと」が浮かばない

母にこういう時、優しくされた試しがなくて

こんな時他の人がどうするのかが全くイメージができないのだ


だから、これは消去法だ!と思って

うちの母にされて嫌だったこと、母だったら言うだろうことを

考えてみることにした


・何でそんなに怖がってんのよ!

・何回もうるさい!

・そんな動画見るからでしょ!

・行きたくないなら行かなくていいから!

・いいから行くから!

・(旅行中不安になると)いつまでやってんのよ!

・あんたが行きたいって言ったんでしょ


これはダメだわ、ダメダメ

当たり前に人にやるもんじゃないわ


でも、ここで自分がただ気持ちを我慢したり

あまりに次男の不安が止まらなかったら

私はうっすらこれをやって来たなあと、思う


こんなにハッキリ言わなくても、不機嫌にイライラしてた

ちゃんとこの考えのもとに、態度でこれを出してしまっていた



そしてまた、どうしようかなあ?と思ったので、

次男はちょっと嫌な気持ちになるのは覚悟で


次男にも話を聞いてみることにした

「怖くないよ」とか怖い感情を否定しないこと、

「行かない」と言うなら行かないを尊重して話すこと

をまずは心がけることにした



ま、当たり前だけど中々話は進まないんだけどさタラー

ちょっと私も強引に聞いたところもあって上手くはないのだけど


でも話の中で

「次男も今回の旅行のメンバーの1人なんだから、

旅行についての話で仲間はずれにするつもりはない。

ママやパパが全部決めちゃったら、そんなの嫌だよね。

だから、次男の気持ちやどうしたいかを話し合いたい」

とも伝えた


行くか行かないかを決めるとか、

怖いからダメだって否定するつもりはなくて

旅行をどうする?行かないならどうする?

にそれぞれの意見を聞きたいな、と



お留守番になるとしたら、どんなパターンがあるか

多分、おばあちゃんの家にお留守番になるよ

そしたら、いつからお留守番か、

パパが一緒にお留守番してくれるかもしれない



ママは広島に行って、ピクミンテラスを見て

ピクミンテラスコラボのもみじ饅頭を買いたい紅葉

ピクミンブルームの金の苗も欲しいなあ

その他広島に行きたい理由あれこれ


そして


地震が来たら、津波が来たらどうするかというママの考え

もしもそうなった時、どうやって帰るか

帰るルートや方法で考えられること

そのためのお金ならちゃんとあること

多分今住んでいる場所は無事なので、次男には帰る場所があること

日本地図で、広島の位置を見せて、地震が来たら津波は来ると思うけど

地形的に直接波が来るのではなくて、途中に島があって少し波が弱まる可能性があること

もちろん予測だから、間違ってるところはあると思うけど

でも、ママもパパも長男も一緒だから大丈夫と思っていること


いつ来るかわからないものだから、本当に旅行中地震が来る可能性はあると思うけど

それでもママは大丈夫だと思っていること

を話した(メモ帳に箇条書きもして見せた)




ピクミンもみじ饅頭が効いたのだろうか

その後次男が広島のガイドブックをパラパラ見てたので

「ここは黙るタイム!」と私は黙ることに集中した



その後夫が帰ってきて、サラッと

「次男が南海トラフ地震が怖くて広島行きたくないって言い出したよー」

と伝えたら


夫「だーいじょうぶだわー」

って半笑いで消えていった



こんくらいの対応でよかったのかも魂が抜ける

結局、今回のも次男とは別の不安で私も不安だったんだよね

どーしよーどーしよーって

私どう対応しよー?って

とにかくマイナス対応を少なくしたいけど、私にできるか〜?って


夫を見て「なんだー、それくらいの気の持ちようでよかったんかー!」

と思ったら、私も一気に気が抜けた


はー!疲れた!もー考えるのやめやめ!

一気に気が抜けたので、

その後は子どもたちとアハアハ笑って花火してた


そうだった、私の仕事は笑ってることだった

笑えない状況になること多過ぎだわオエー




でも、ま、いっか

多分この後も、旅行の当日も次男の怖いはあるだろうから

それも全部事前にシミュレーションで、想定内にしていこう



それに、次男の旅行への不安は地震だけじゃないことは知ってる

知らない場所、3泊4日(子どもたちに不評)、飛行機、出かけるの好きじゃないとか

他にも理由があって「地震!」って怖がってるところもある

そりゃ、地震と津波がめっちゃ怖いのは本当だけど


だから私はそっち対策もしておこうと思う

もう、旅行というより

修行というか、引率の先生、黒子さんみたいな感じだなと思った

行く場所、ハザードマップ、どこに逃げる?とか色々(う、めんどくさい)



昨日は自分の雑魚さに、どっぷりと疲れた1日でした魂が抜ける