『真面目な話』 | 『ぼくの漫画の主人公』

『真面目な話』

今日(日付が変わったから正確には昨日)は、ビタミン寄席というライブのお手伝い&見学でした。



やっぱり先輩方は面白い(>_<)


中でも特に『エルシャラカーニ』さんが今めちゃくちゃ面白いです。

僕が事務所に入った頃からずっと好きだった先輩なんだけど、ここ最近の面白さは凄い!

実際、ここ1ヶ月間くらいで複数のネタ番組にも出てるし、本当にこのまま売れそうな感じがプンプンします☆






売れる前の『オードリー』さんもそうだったけど、面白い芸人さんは必ず全員、ネタとキャラクターが上手く融合できてる。



その人が言いそうな事、やりそうな事をネタに入れているから、台本ではなく『この人が面白い。ネタじゃなく、この人間そのものが面白い』ってなるわけです。


つまり、同じようなネタをやってる芸人が他にいない、唯一無二の存在。




お笑いを始めた頃からずっと、きっとこれが売れる為の条件だろうと思いながらやってます。





でも、それを見付けるのが死ぬほど難しい(>_<)


パターンやキャラクターなんて星の数ほどあるわけで。

漫才なのかコントなのか、正統派なのか変化球なのか、ハイテンションなのかローテンションなのか。。。

普通のボケ&ツッコミなのか、シュールな系統なのか、小道具は使うのか。。。

見た目は黒髪がいいのか金髪がいいのか、スーツがいいのかタンクトップがいいのか。。。




…これを早い段階で見付けて練り上げた芸人が売れるんではないか、と。




だから僕らは、そこのオリジナリティを探しまくってます。


時間は掛かるし、いつ見付かるかも分からない作業だけど、そうしないと売れないから仕方ない(>_<)



オーソドックスで勝負しても僕らじゃ勝てない。
オーソドックスで売れる為には、それこそ『パンクブーブー』さんくらい抜群に突き抜けて面白くならないとダメですから。。。

オーソドックスを突き詰めるには、『お笑い通信簿』がオール4とかオール5じゃないとダメなんですね、きっと。
ネタ、雰囲気、喋り、技術とかが、バランス良く優秀じゃないとダメなんです。



それは僕らには厳しいから、
『基本的にはオール1だけど、このパターンのネタやらせたら強い』
ってのを狙ってるんです。






そんなオリジナリティあるネタを見付けるには、きっと何年も掛かるんだろうなぁ…。


きっと形が見付かるまでは、実験や試行錯誤の繰り返しだ。





でも、何年かかってもいいわな!

売れるまでずっと誰からも評価されなくても、最後に笑えりゃオールOKだから。




よし、死ぬ気で頑張ろう。





……ちょっと今日、先輩と熱い話をしてたら、たまらなくなって熱い日記を書いてしまいました(^^;)

きっと、しばらく経ってから読み返したらめちゃくちゃ恥ずかしいんだろうな……。


なるべく読み返さないようにしよう(-_-;)



それでは、また次回。
ぴりおど。