ストロベリー・クレーム大合戦 | 沖津賢一郎のブログ

ストロベリー・クレーム大合戦

「最近ブログがくだらないんですけど」

事務所にこんな電話をかけてくる馬○野郎がいる。
公式ブログへのクレーム。
最近照明にも詳しい某俳優。
やつとの付き合いも今年で10年になるはずだ。

初めは私が主演することになったとある映画の撮影直前に、
某俳優養成所で知り合った。

かつて私はそこで、メソッド演技法というのを少しだけ習った。
どんなものかを書く気力も筋合いも私にはない。
だから結論をいう。
全く馴染まなかった。
少なくとも私にはだ。

私は一生懸命にやっているんだけれども、
真面目にやればやるほど、
見ている連中が腹を抱えて笑う。
前述の役者にいたってはレッスン終了後、

「この人絶対、みんなを笑わせようと思って
わざとやってると思うんですけど!」

初めから失礼千万な野郎だった。
もう一度いっておく。

おれはあの時真面目にやった。

それで何の話?

ブログだよ。
公式ブログ。
そこにいちゃもんつけられたんだよ。

奴が言う。
「最近ブログがつまんないんですけど」
「確かに。自分でも面白いとは思っちゃいない」
私は答えた。 

「朝からいちご食べた話なんかどうでもいいんですよ!」
http://gree.jp/okitsu_kenichiro/blog/entry/620707640
私はむっとした。
「全然わかってないなあ。みんなけっこうそういうことを書いてるんだぞ」
「えええー、それは人気アイドルの素顔をちょっととか
そういう場合でしょう?」
「そうじゃなくても書いてる人いるもん。
研究したんだよ。よく見てみろって」
私は抗った。

「もっと現場の話とか書いてくださいよ」
「ほお、いいのか?書くぞ、現場の話。
赤裸々に書くぞ。洒落にならんだろう?」
「それは確かにそうですねえ」
「ギャラの話を書こうか?」
「………」
奴は沈黙した。私は逆転したかった。

「じゃあ政治の話とか、外国人との交流の話書いてくださいよ」
「もっと嫌だ」
「なんでですか」
「そういう話をちゃんと書くと、
当たり障りのないことだけじゃ済まないだろう?
インターネットをなめちゃいかんよ。
たかがおれごときのブログでも、とんでもない人間が見ないとは限らない。
だいたいそんな資格も肝っ玉もない」
私は続けた。
「現場の話や共演者の話も書けない。技術論を垂れてもつまらない。
そこで、苺なんだよ。
だいたいあの苺におれがどれほどの思い入れと情熱をーーー」
「知りませんよそんなこと!」
奴は私の言葉を遮った。
なんて野郎だ。

2週間ほど経って。

「最近ブログ書かないんですね」
「おれの大切な苺の話にけちつけてきやがる野郎がいてね」
私は言ってやった。
「写真は載せまくってるだろう?しつこいぐらいに」
「写真だけじゃやっぱりねえ、タイトルもないし、
どういうところに気持ちが動いてそれを写したかとかそういうことをーーー」
「なんだよ、写真にまでよ、けちつけんのかよ、てめえはよ」
「そうじゃないですけどね」
「だいたいな、ブログっていってもけっこう何を書いていいか
そんなに簡単じゃないだろう?」

電話があったこの日の夜、私は奴のブログをのぞいてみた。

まじでくだらなかったからっ!!!
こんな奴に言われたくねえから!!

ああああああ、どれほどくだらなかったか暴露してやりたい。

次に電話がかかってきた日、私がクレーム返しで反撃し、
口論となったことは言うまでもない。


でもさ、ほんとは感謝してるんだぜ、
やさぐれた同業者のブログをのぞいてくれてるなんて。
私と背格好が似ているという理由から、
パイロット版に代役で出演してくれたり、
時にはスタンドインまで務めてくれた。

だが、私の苺日記にいちゃもんはいただけない。
だからもう一度載せておく。

http://gree.jp/okitsu_kenichiro/blog/entry/620707640


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