LEDの罠 | 沖津賢一郎のブログ

LEDの罠

いよいよサンタクロースを技術部門へ廻す手配をした。

あれを撮り終えた直後、愕然とした。

フリッカー。
なぜ!??????

フリッカーとは、
説明するのも気が滅入るので、興味のある人がいたら、
Googleでも使って調べてみてください

これまでならあり得なかった。

まず、私は普段、もしもの場合を考えて、
出ないであろう場合でも、いつも念のために
フリッカーが出ないように、
たいていシャッター速度を1/50に設定する。
この日もした。したつもりだった。
しかしいつもと事情がちがった。

2日前に撮影が決まった。
キャメラが足りない。
私は急遽、知人を頼り、キャメラを一台手配し、
撮影開始直前に届けてもらったのだ。
そしてその場でセッティング。
私が普段使い慣れているPanasonicのキャメラは、
シャッターオフで1/50だ。
慣れ。これが災いした。
彼が持って来てくれたキャメラは、SONYだった。
SONYはシャッターオフで1/50にはならない。1/60だったのだ!
確かに時間はなかった。それでも悔やまれた。
不覚にもほどがある。

ただし、それだけで?
そもそも照明に蛍光灯でも使用していない限り、
フリッカーなんか出るわけがない。
私は照明さんに尋ねた。
「○○さん、照明これ、蛍光灯使ってます?」
「ああ、LEDね」
そう、LED。
舞台照明でLEDというのは、初めて遭遇した。

愕然。
2日前に急遽決まった撮影。
限られたスケジュールで、よりにもよってマスターショットに
チカチカどころじゃない、
ピッカンピッカンピッカンピッカンという強烈なフリッカーが出ている
(LED照明のフリッカーは、蛍光灯のそれとは比較にならないほど強烈なものだ)。
撮影中は、借りたキャメラのLCDモニタが壊れていて、
気がつかなかった。
肉眼で気がつく人間はいない。

私は落ち込み、解決策はないとわかっていながらも、
シラミつぶしに処理方法を調べたが、
馬鹿高い金を叩いてできるかできないかの問題だった。
金がない以上試してみることすらできない。

その技術を有する人をとにかく探して廻った。
その頃、私はT映さんにお世話になっていた。
いた。
偶然、その技術を有する技術者さんがいたのだ。
私は頼んだ。拝み倒した。
すると、そのとっても親切な技術者様は、
初めて会う私の作品の撮影素材の
フリッカー除去、軽減を引き受けてくださったのだ

全ての編集が終わったら、持って来ます。
昨年末そう約束して、いよいよその段階だ。

来週名古屋から戻ったら持って行かせてもらう。

今、そのデータを準備している。

とんでもなくでかいデータ。
10カメ。
どうするよ。
4TのでかいRAIDHDDを持って行くわけにもいかんしなあ。
$沖津賢一郎のブログ
$沖津賢一郎のブログ-スタバ

にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へ
にほんブログ村