こんばんは。



あなたのココロに

ぽっと灯りを。。。

かのんです。




それは
お母さんの命日の数日前。



ふと思うところがあって
お母さんが最期を迎えた病院を訪ねました。



何度も何度も
病院の前を通ることはあっても
ただ通り過ぎるだけの7年間。



それ故に
何を感じるのか
自分の反応がわからない怖さがありました。



いつもの駐車場の
いつもの場所に車を停め
お母さんが入院していた
当時の自分と重ね合わせながら
いつもの入口まで辿り着くと
コロナの影響もあって
関係者以外立ち入り禁止。



場所を変え
正面入り口から入ると
男性職員に
『入院患者との面会はリモートのみ』
との説明を受けたため
病棟への出入りは難しいと諦め
病院を出ました。



それならばと
少しの間想いを馳せようと
お母さんが病院を後にした
出口へ向かいましたが
今度は清掃員の方が扉を掃除されていて
断念。。。



本当は
最期を迎えた病室まで行きたかったのです。



お母さんに会えるという
晴れやかな気持ちの全くない重い足取りで
まずお手洗いへ行き
気持ちを整え
階段で病室へと向かっていた
あの頃と同じ道のりを辿り
病室の前で何を思うのか
自分のココロを探りたかったのです。



恐らく
それは決別するためです。



死に対しても
悔しさや心残りといった感情に対しても
あの頃見ていた光景や
当時の重苦しい私の痛みに対しても
受け入れて
認めて
さようならをしたかったのだと思います。






空を見上げると
早いスピードで流れていく雲の中に
微動だにしていないかのような雲が
ぽつんとありました。



それはまるで
私の思いが
当時のままここにあることを
教えてくれているかのようでした。



お母さんの思いと
私の思いと
ふたつをひとつにして
一緒に帰ろう。



そう呟き歩き出すと
私の進む道先を太陽が照らしてくれ
これで
この場に残した思いと
本当のさよならを
迎えることが出来たのだなと
安堵しました。



当時を思い巡らすことや
思い入れのある場所を訪れることは
かなり勇気のいることです。



けれど
もし当時の思いが
そこに留まり続けて
執着になっているような気がしたのなら
さよならを告げるのも
遺された者の役目なのかも知れませんね。



今日も

生きていてくれて
ありがとう。



おやすみなさい。







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