息子へ精一杯のエール | 湯杏's rest diary

湯杏's rest diary

不活発JW2世。サッカーママ。愛猫家。過度な自己犠牲は自分を壊すことを実体験を通し伝えます。

自分に自信がない息子。

サッカー関しては特にね。

 

先日行われた県予選、メインキーパーの子が直前に怪我をしてしまい、出場が危ぶまれたことがありました。

幸い、大きな怪我ではないようですが、万全ではない状態。

 

周りのママたちがコソコソ言ってたのは

「湯杏息子がキーパーやったら早く帰れるかもねー

 次週の遠方もなくなりそうよねー

 ま、それはそれでいいけど。」って。

 

息子、聞いてたんですよ それ。

 

だから

「自分が出たら足手まといになるから、メインキーパーの子が出てくれないと困るわー」

 

悔しそうな顔で言ってたけど、心は傷ついていないかしら。。。

 

実力不足ですよ。

決して上手くはないですよ。

 

それでも

キーパーとして頑張るって決めた息子。

 

練習がない日は家で少し練習してる。

まぁ見えない部分は関係ないのか。

 

思いっきりサッカーをやってほしいのに、自分を足手まといと思わせてしまうチーム。

 

本当にこれでいいの?

 

思いっきり楽しくやりなさい

実力不足を認識しているなら自主練しかない

私はあなたがキーパーとしてピッチにいる姿を誇らしく思ってる

 

そんなことしか言えない。

 

一部の保護者の声が息子のダメージにならないことを祈るばかり。

 

実際の試合息子、息子スタメンキーパーでしたよ。

無失点に抑え、0‐0からのPKを見越してのメインキーパーへの交代。

 

息子はPK経験が少ない。

PKになれば負ける そう思われたのでしょうね。

メインキーパーがPK止められず、そしてキッカー陣も入らず負け。

 

息子の第一声はひっそり声で

「俺、頑張ったと思うんだけど。」

 

だから言ったよ。

あなたはよく頑張った!無失点に抑えているのはキーパーがしっかり仕事をしていた証拠だよ。胸を張りなさい。って。

 

どんな状況でも誰のことも悪く言わない息子。

 

私はそんな息子を誇らしく思います。