息子の試合、ボッロボッロ。
一試合で二桁失点。
強い相手だったし、ディフェンス陣も軽かった。
キーパーの息子は、、、
仲間にもボロカス言われ、コーチにも怒られ、自責もあり泣きました。
その姿で待機場所に来ても私は何も言わない。
今日は一度だけ大きな声を出しました。
それは、失点した息子が顔を上げなかったとき。
周りのママ達に笑われようが、どうでもいい。
「顔を上げろ!」
その一言だけ。
プレーに関しては何も言わない。ただ、やる気のない態度で出るくらいなら辞めろというのが我が家の考え。
やる気のある人達に失礼だから。
試合後、夫が息子に聞きました。
ボロカスに言われる今のチームでやりたいのか
キーパーでやりたいのか
夫と私は、さすがに今回は息子のメンタルが折れると思って言ったんです。あまりにも酷かったから。
それでも息子は
「今のチームでキーパーで続けたい。」と考える隙なく答えました。
権田のようなキーパーになりたいから続けたい
悔し泣きしながらもはっきりとそう答えた息子。
夫も私も驚きました。
想像を遥かに越える芯の強さを持っていたんだと。
だからね。
私はまた新しい人を創ることにしました。
全てを自制する人。静観する人。試合を見つつも何も言わない。
そう決めました。
息子は壁を乗り越えられるのか
協力はするよ。でも乗り越える時は一人。
踏み台になって、背中は押すさ。
でも最終的に乗り越えるのは息子だから。
静かに応援するよ。