※ピアノ話についてのおさらい

20年という長い空白期間を経て、2018年1月からピアノレッスンに通っています。

(登場人物)

 モネ先生=私の現ピアノの先生

 

 

前回からの続き。

 

地道にひたすらゆっくり練習(脳と指、そして耳に叩き込む)を重ねていた私。

ゆっくり指に覚えさせているうちに、この感じだと暗譜できそう、ということに気づいた。

本番当日は保険として楽譜は置くものの、基本は暗譜する方針に。

 

今思えば早い段階で暗譜に決めたこともよかった。

 

というのも、このあたりから仕事が立て込んできたのである。

毎日毎日(金にもならない仕事で)残業でさーーー!!!

家で練習する時間がとれない日が増えてきた。

(マンション住まいなもんで音出しには特に気を遣う)

 

そういうとき、都会にはレンタルスタジオなるものが存在するのであります。マジ神!

岡山のど田舎じゃ考えられない環境だわ~。

 

だがいつ残業になるかわからない中、楽譜を持ち歩くわけにもいかない。

なぜならテキトーあもちゃん、楽譜なんぞ持ち歩いたら秒でボロボロにするから。

やっててよかった、暗譜!

家でできるときは楽譜をしっかり確認しながら練習をし、

突然の残業時にはスタジオで楽譜なしで練習に励んだ。

 

ある日、こんなことがあった。

記録謄写のため地裁21部(執行)に、このクッソ暑い中渋々でかけていった。

(世界一短気なジョブズの次に短気な弁護士のもとで働いております。勤続ン十年)

 

なぜ渋々かって?

それは超絶遠いからであります。

最寄り駅は学芸大学、さらにその学芸大学駅から徒歩15分。

この炎天下で15分も歩いたら死ぬわ。

(地裁そのものは霞ヶ関にあるのだが、21部だけ学芸大学なの(怒))

記録謄写って記録が出てくるだけでも時間がかかるからなあ

と、時間に余裕を見て次の仕事の予定を入れた。

 

ところが汗だくで21部に到着し謄写申請、さ、本でも読んで待つか、とカバンを開けたらすぐ記録が出て来た。しかも担当書記官が手ずから記録を私へ渡してくださる笑

 

はっや!!!!

ヒマなんやろか?

 

霞ヶ関に21部があったころは(20年ほど前)、地獄の忙しさで働く書記官は鬼のように怖く

21部(と9部(保全))の書記官にはけして逆らってはいけない

と事務所に代々伝わる(?)教えがあったほどだった。

(事務所に入ったばかりのころ、慣れない作業でモタモタするヤングあもちゃん、書記官によく怒鳴られていたものでした。今だったらあもオバ、絶対怒鳴り返してる笑)

それが今や、懇切丁寧に手取り足取り教えてくださるではありませんか。

 

光速で謄写を終え、次の予定まで時間を持てあますことに。

 

あ!そういやノア(ピアノスタジオ)ってこの辺になかったっけ?

 

と検索したら、隣駅の祐天寺にあった!

次の予定が●時だから・・よし、ギリ1時間弾ける。

クッソ重い謄写物を抱えて移動し、アップライトを借りて練習することができた。

やっててよかった、暗譜!

 

そんなムリクリ作った時間になんとか練習する、その熱意は成果を出しつつあった。

 

モネ「急に弾けるようになってきましたね!」→正直笑

私「全然弾けてないってことに気づいて頑張って練習しました!(ドヤァ)」

 

ようやくレッスンも少しずつ前に進むようになってきた(それでもまだ最後まで到達せず)。

自分で考えながら演奏していても、次々に湧き上がる疑問や迷い。

限られたレッスン時間内(内緒だから、バッハ平均律や練習曲も並行でやっておりますw)で、怒濤のごとく質問を投げかけるあもちゃんであった。

 

モネ「おお、なんかすごい聞いてくる笑!」

私「チンタラやってる場合じゃないって気持ちを入れ替えたのです。」

 

モネ「へ~ ( ᯣ _ ᯣ )(なんかまた隠れてやっとるな)」

私「ヘヘ~(◉ω◉`)(隠れてなんかやってるって気づいてそう)」

 

なに、この茶番w

 

後日この話を各人にしますれば・・

 

汗かき夫「絶対それ、モネ先生気づいてるでしょ」

主催者さん「絶対それ、モネ先生気づいてるでしょ」

Mさん「絶対それ、モネ先生気づいてるでしょ」

友人saryaさん「絶対それ、モネ先生気づいてるでしょ」

 

なに、この茶番w

 

マジで鯉になる1ヶ月前 に続く。

いよいよ1ヶ月きりましたぞ。