2打席連続場外満塁ホームラン速報。 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

タイトルがハチャメチャなのは許してもらおう。

それくらいすんごい奇跡が起きたのだから!

(一応、当てにいっておいて奇跡って言っちゃう)

 

眠れる獅子・・・ならぬ眠れるあもるオバチャン、千年に一度の覚醒の時!!!

 

今日は直木賞発表の時。

は〜あ、どうせ外れてるかと思うとニュース見るのが気が重い・・。

とか思いながら、テクテク歩いて帰宅しておりますれば、ピコ〜ンとスマホに速報が。

 

 

>日本文学振興会は19日、『第168回芥川龍之介賞・直木三十五賞』の選考会を都内で開催し、『直木賞』は、小川哲氏(36)『地図と拳』と千早茜氏(43)『しろがねの葉』に決定した。『芥川賞』は、佐藤厚志氏(40)の『荒地の家族』と井戸川射子氏(35)の『この世の喜びよ』で、ともに2作受賞となった。(略)

 

 

え・・え・・えーーーーーー!!!!ほんとにー!? ←

しかも単に当てただけではない。

私はW受賞と明言(大袈裟)し、その2作品とも当てたのだ!

うっそだーーーーー!? ←

 

道路の端に寄って、

見間違いじゃないよね(最近老眼が進んでるもんで><)

と二度見した上に、速報だけじゃなくちゃんとサイトを開いてお名前と作品を確認しましたがな。

 

ウソじゃなかった・・

信じられない・・

わーーーーん。

私、おめでとう!!!

・・・いやいや、違った笑

 

小川さん、千早さん、本当におめでとうございます!!!!

お二人の作品、どちらもそれはもう圧巻であった。

自信持って推すことができて、私は嬉しかったよ。嬉し泣きの涙が溢れます(嘘泣き)。

 

ここ最近の傾向として、超絶推しの作家さんが私が推してない時に限って受賞、という結果が続いておりまして、

ずっと推してこそファンというものなのに!

と、ものすんごい恥ずかしい&申し訳なかったのだが、今回はそれも含めてすべての過去を払拭するような見事な(←自画自賛)満塁ホームラン。しかも二打席連続。

 

私、死ぬんじゃないかしら。。せっかくハラキリしなくて済んだのに?

 

当たったことの嬉しさに加え、私の推し作家さんが二人、しかもしかも私が気に入った作品がどちらも受賞して、そしてこれから日本国内・・だけじゃなく世界で読まれていく作品になっていくかと思うと、私は自分のことのように嬉しい。

 

今読んでいる本(稲垣えみ子『老後とピアノ』)に

 

「先生(←ピアニスト兼ピアノ講師)は演奏をするとき、自分がこんなに上手く弾けるんだということを見せたいわけじゃない、そうじゃなくて、こんなに素晴らしい曲のことを知って欲しい、わかって欲しいという気持ちで弾くのだとおっしゃった。(略)

ピアニストとはもしかすると「取り憑かれた人」なのだろうか。作曲家が放った「呪い」のようなものに搦め捕られ、それを人に伝えねばという使命感を持ってしまった人たち・・・(略)」

 

と書かれた箇所があり、使命感だなんて大袈裟なものでもないが、私もちょっとだけそういう気持ちであもる一人直木賞選考会を開催している。気がする。と思う。ような気がする・・・。

そりゃさ、当てる気満々ですけども!

そりゃさ、当てて、すごいね!あもちゃん!さすがだね!って日本国民全員から言われたい気満々ですけども!

こんなクソブログではあるが、それでもやっぱりステキな作品を自分なりに味付けしてご紹介して、皆さんに知ってもらいたい。そんな気持ちだってあるのだ・・と思う笑

 

 

前回、当てたのが1年半前の第165回。

ざっと見ると、3回に1回くらいの割合で当ててるだろうか。

高いんだか低いんだか、ビッミョー!

でもでも、3歩歩くと忘れる鳥頭あもちゃんのうっすい記憶によると、W受賞を明言してどっちも当てたのって初めてのような気がする!(調べてないけど。調べてるのがめんどい。というか過去の負け戦とか負け戦とか負け戦とか見たくない。)

次もこの調子で頑張るぞー!と今は調子良く言っておりますが、また半年後、ギリギリまで延ばしまくって必死のパッチで読みまくって書きまくっていることでありましょう笑

 

今回受賞された小川さん、千早さんが素晴らしかったのはもちろんのことだが、私自身は推しつつも惜しくも受賞を逃した一穂さん、雫井さんの作品も皆さんにオススメしちゃう!是非とも読んで何かしら感じてもらえたらなあ、と思う。

本当に色々な魅力の詰まった作品たちであった。

 

そして受賞者お二人、そして候補者たちには今後もステキな作品をどんどん書いていってほしい。

私は引き続き全力で応援しちゃうし、彼らの作品をもっともっと楽しみたいと思っている。

 

小川哲さん、千早茜さん、本当におめでとうございます!ステキな作品をありがとう!