昨日の記事『5回コールド負け速報。』でも触れたが、またまた、今度も、いつもどおり・・・
大惨敗ーーーーーー!!!
いえーーーーーーい!!!←ヤケ
大量点差によるコールド負け、とか相変わらず負けてばっかの広島カープの悪口言える立場じゃなくなった。
思い返せば、もう当てる気なんてサラッサラなかったんでしょうなあ。
いやいや、当てる気はマンマンだったんですが、こうして結果が発表された後に自分の予想を見ると
自分の好み順やんけ
ということに、今更気付く(笑)
ま、いつもですが。
◇◆
『令和初の「芥川賞」に今村夏子氏 「直木賞」は大島真寿美氏が受賞』(OriconNewsより)
日本文学振興会は17日、令和初となる「第161回芥川龍之介賞・直木三十五賞」を発表。「芥川賞」は今村夏子氏(39)『むらさきのスカートの女』、直木賞は大島真寿美氏(56)『渦 妹背山婦女庭訓(いもせ やまおんなていきん) 魂結(たまむす)び』が受賞した。今村氏は3度目、大島氏は2度目の候補入りでの受賞となった。(略)
【第161回 直木賞受賞作】 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び
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大島さん、おめでとうございます!!
私も大島さんを応援してました!!!・・ほんとだよ笑
前回初ノミネート作品『あなたの本当の人生は』のコロッケなんてサクサクだったもの。
あなたの本当の人生は (文春文庫)
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あなたの本当の人生は
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あのとき私はこの作品を読んで
「残念ながらこの回では直木賞を逃したが、はっきりいって受賞まであとわずかであったと思う。まさに「物語のしっぽをつかむ」ではなく「直木賞のしっぽをつかみかけた」のだ。」
と書き、そしてとうとうこのたび直木賞のしっぽどころか本体の首根っこを掴んだのだ。
本当に大島さん、おめでとう!
今回の受賞作に興味をもった方はぜひ初ノミネート作の『あなたの本当の人生は』も併せて読んでみていただきたい。
作風には幅があり、大島さんの底知れぬ実力のほどが感じられると思う。
・・とかなんとか言っている私をみて
いやいや、あんたは原田マハさん推しやったやんけ!
とか今お思いのあなた!
それとこれとは別。
大島さんの受賞は大いに喜ばしいことなんです。
なのでこの結果に文句はなく、あえて文句言うなら、大島さんのこの受賞作品のタイトルは絶対一生覚えきれないなあ・・ということくらいだろうか。
うず いもせやまおんなていきん たまむすび・・・
老化が進みつつあるあもるおばちゃん、絶対覚えられん笑
なんきんたますだれ、とごっちゃになりそう〜。
あ、さーて、あ、さーて、さてはなんきんたますだれ〜・・たま、しか合ってない。
毎回言ってるように聞こえるが、本当に今回は結構自信あったんだよな〜。
もし外したとしても、朝倉さんとのダブル受賞だろう、と。
私のあまりに見事なだっさい外しっぷりに、いつもはうるさい(笑)外野からは、誰か死んだのかと勘違いするレベルの哀悼メールしか届かなかった・・ちーん。
いい加減当てないと、お悔やみメールが本物になっちゃうかもしれないという心配を胸に、模範解答はいつもどおり、産経ニュースから。
先に言っときますが・・
ちょっとビビりますよ。
すんごく講評が短い!!!!
選考中にしばき合いの大げんかになったんだか、時間が掛かり過ぎて眠たかったのか、こちらがビビるほど短い!
記事の桐野さんの写真見ても、確かに虫の居所が悪そうっっ!!←コラッ
「直木賞 大島作品「虚実めぐる闘いリアルに描く」 桐野夏生選考委員が講評」
どうでもいいけど、桐野さんの服の柄が斬新すぎてビビる・・珊瑚??
実は昨晩『5回コールド負け速報。』をアップしたあと、この講評の記事を発見したのだが、あまりの記事の短さと内容の薄さに
きっと速報的な記事なんだな、じゃ明日にはロング版が出るだろう
と思って待ってみたけど、結局そのまんまーーーー!!!!
全文転載しても重さ的にも問題ないくらい短い。
が、私に色々問題がありそう(著作権的に)なので一応短く切り貼りしていきます。
平成最後の直木賞の講評には林のおばちゃんが立ったが、令和初の直木賞の講評には桐野夏生氏がお立ちになりました。座ってるけど。
不機嫌な果実ならぬ不機嫌な桐野さん(知らんけど)の講評に照らし合わせ、大三振あもるの解答を見ていこう↓
※ >はあもちゃんの選評、「」は直木賞選考委員の桐野さんの講評です。
「選考後、会見した選考委員の桐野夏生さん(67)は「やわらかな大阪弁の語り口が素晴らしく、その語り口の中で読者もいつの間にか渦に引き込まれる感覚がある。大島さんの実力のほどがうかがえる作品だった」と太鼓判を押した。」
桐野さんって67歳なのね〜。67歳、黒地にピンクの珊瑚柄・・いや、いいんですけど。
大島さんの書く「大阪弁の語り口」については私も太鼓判であった。
>今でいう大阪弁・関西なまりの軽妙な会話を多く挟んでいくことで、「浄瑠璃作家の人生を描く」という一見重そうな内容に軽みをもたせ、重さと軽さのバランスが大変よく仕上げられている。
>色々工夫をこらした作品であるにも関わらず、サクサク読めるのはやはり冒頭でも話した、軽妙な会話のなせる技である。よく考えられた会話文がすばらしい。
「最初の選考で、候補2回目の大島さんの「渦-」と、初候補の朝倉かすみさんの「平場の月」、同2回目の窪美澄さんの「トリニティ」の3作が拮抗、この3作による決選投票の結果、過半数の支持を得て、大島さんに決まった。」
>ゆずあさの次に落ちるのは残念ながら、▽窪美澄「トリニティ」(新潮社)であろう。
>そして残った4作品のうち、ここで一気に2作品が落ちる。
>▽澤田瞳子「落花」(中央公論新社)
>▽大島真寿美「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」(文芸春秋)
ズコーーーーー!
全然違うやんけ!
決選投票の場に朝倉さんの「平場の月」だけでも残ってくれていてよかった!!ホッ。
しかしこの3作の顔ぶれだったら、間違いなく朝倉さんだったと思うけどなあ。他の2作品もいいけども!終わったことなのでゴチャゴチャ言わないけども!でもゴチャゴチャ言うのが私の仕事なんで結局言うんですけども!
そしておまちかね、受賞作含む6作品についての講評です。
「「渦-」は、江戸時代の道頓堀で人形浄瑠璃にすべてをささげた男の一代記。受賞理由について、桐野さんは「主人公の浄瑠璃作者の虚実をめぐる闘いがリアルに描かれていた」とし、「フィクションという虚を書いているとリアルな自分の人生がやせていく、実の人生が充実していると虚が虚ろになるという反転現象がうまく書かれていた」と称賛した。」
やっぱ、大島さんの受賞作品のタイトル、正確に言えないよね〜。
桐野さんも「渦ー」って言ってる(笑) ※紙面上略してるのかもしれんが。
>「渦」という視覚的にわかりやすい表現をつかって、渦に飲まれていく、芸に人生や命をかける人間の様子を描く表現がすばらしい。
>浄瑠璃作家と現代の作家という違いはあれども、大島さんら作家さんの立場や悩み、作品や未来に対する不安なども浄瑠璃作家たちに重ねて描いていて、浄瑠璃を通して作家というものが透けて見えてくる。
はい、大島さんの作品に関しての桐野さんによる講評は以上です。
・・って、ひどくね?
3位もしくは4位に位置づけた私の方がよっぽど愛情深い講評を書いていると思います!
>芸に生きる。芸に人生をささげる。
>という重い話も、「渦」というわかりやすい表現をつかって、渦に飲まれていく、芸に人生や命をかけるような生き方をする周囲の人間の様子を描いた。
>深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいている
>というこわい話を「渦」という視覚的にリアルにこわさを感じる単語で表現するあたりが、なかなかの手練だと思う。
ほんとその通りだと思う〜。私ったらいいこと書いてる〜。ザ・自画自賛。
桐野さんによる講評が全くもって物足りないとお思いの方はこちらへどぞー
補足だが、大島さんはこの作品の執筆にあたり、文楽太夫の豊竹呂太夫(ろだゆう)さんに弟子入り、大阪市内の教室に毎月、名古屋から通ったそうですぞ。
もともと歌舞伎ファンだったらしいがどおりで。作品には多数の歌舞伎作品と浄瑠璃作品が出てきていて、私も
>歌舞伎や人形浄瑠璃を多少知っていた方がよりわかりやすい(偉そうなこと言えるほど詳しくないですが)・・・
と心配したほどだったから。
しかしそれにしても、文楽太夫に弟子入りとは文楽愛がすごい。おみそれしました。
「最後まで争った朝倉さんの「平場の月」は、50代男女の悲恋の純愛物語。「比喩の斬新さや登場人物の話の運びのうまさは高い評価を得た」とする一方で、「主人公が50代だが30代にしか思えない会話だ」「女性主人公の死というドラマチックな出だしだが、盛り上がりがない」など否定的な意見があり、及ばなかった。」
きーーーーー!
この小説のどこに盛り上がりが必要なんじゃ!!
しかも「悲恋」って言葉がチープすぎる。私のお気に入りの朝倉さんの作品を汚す気か!悲恋とかそういう単純な話じゃないんだけどなあ。
「主人公が50代だが30代にしか思えない会話だ」
・・最近の50代は若いんやで。
しかしこの指摘はちょっとわからないこともなくて、私も自分と同い年くらい、という感じで読んでいたからね。・・私、今年で45歳のアラフィフなんで50代と大して変わらんが。
「女性主人公の死というドラマチックな出だしだが、盛り上がりがない」など否定的な意見・・これ、誰が言ったんだろう。男性選考委員かなあ。
そいつをうさぎ跳びで校庭100周させてやりたい。
女性主人公の死というドラマチックな出だしでその後どんどん盛り上がって行ったら、めっちゃ安っぽい仕上がりになると思いませんかね。
最近の邦画、よく死んでるんですが(余命半月とか、あらゆる映画で余命宣告されてる印象)、「死」ってそんなにドラマチックに仕上げないといけないもんですかねえ。女性主人公が少しずつ淡々と周囲を整理していく様子にドラマ性って必要ないと思うんだけどなあ。10代で「死」ならドラマチックでもまだ許されるけどさ。
この作品、50代だからこその「死」と「恋愛」を本当によく描けていたと私は思う。
そしてこの作品の一番のチャームポイントである「個性的な文体」について、全く触れられなかったのが残念であります。
>飾り気のない文章が魅力的で、冒頭から誰が話しているのかあえてわからせないようになっていて、一体そこには誰が、そもそも何人いるのかが混乱させる作りになっている。しかし何度も丁寧に読み返すと誰と誰がそこにいて、誰の思い出が急に入り込んできているのか、がわかるようになる。そして行も開けずに急に差しこまれるその思い出はその後の話しにつながってくるような作り方になっている。
>時系列もちゃんと練られていて、素朴な文章が大変生かされていると思う。
>多分そこは朝倉さんご本人のもつ文章力であって、計算ではないような気がする。計算であの素朴さが出せるとしたら、それはもうひれ伏すしかない〜。
これまた桐野氏の講評はこれだけなので、作品の詳しい内容についてはこちらをどぞー
ってなんで、私が不機嫌な珊瑚のおばちゃんの講評の尻拭いをしなくちゃならないんじゃ!
で、この朝倉さんの書評の中で私ったら不吉な一文を差しこんでいた・・
>ということで、選考委員の面々を思い浮かべて2位にしました!
>(でもそれを言ったら美術方面に疎そうなオールジジババ選考委員、原田さんの作品をわかった風な顔で強く推せるのかしら・・く〜!選考委員をはよ変えろ。)
きっとわかった風な顔で推せなかったんやろなあ。つーか、わからなかったんやろなあ・・
原田さんについての講評は後で出てくるのでそこで大いに触れます・・ワナワナ。
そんでもって私が5位にしてしまった作品について桐野氏は・・
「窪さんの「トリニティ」は、3人の女性の交差する人生が主となって物語が進む作品。「社会情勢がストーリーにからんでいると評価する声がある一方、ストーリーのために社会情勢を使っているという厳しい指摘も。実在する出版社をモデルとしており、当時を知っている選考委員も多く、厳しい意見が多かった」。
ほらっ、きたよ、きた! ←喜色満面あもちゃん
>おされ雑誌に連載もってたり、女性誌の編集者とかと太い人脈を持っていることがご自慢の、コンプレックスまみれの林のおばちゃんが、この作品にめっちゃ噛みつきそう〜。というか、ぜひ噛みついてくれ!おばちゃんとおばちゃんのガチンコ勝負が見てみたい笑!
私の思惑通り噛みついてくれていた笑!
「実在する出版社をモデルとしており、当時を知っている選考委員も多く、厳しい意見が多かった」
実在する出版社というのは多分マガジンハウスのことだと思うんですが、アンアンとかいうおされ雑誌に連載をお持ちのあのお方が!頭がカラッポそうな小顔の女性らをひきつれて歩くのがお好きなあの方が!絶対なんか言ったんだと思う〜。
でも、「当時を知っている選考委員も多く」ってことは、噛みついたのはコンプレックスまみれおばちゃんだけじゃなかったってことかしら?
というか、
「ストーリーのために社会情勢を使っているという厳しい指摘」って、ストーリーのために社会情勢を使っちゃダメなの?事実を曲げてるっていうならアレだけど、こんなに短い講評じゃ厳しい指摘の全体像が全くわからない。もう少し詳細な説明が欲しい。強引に社会情勢を使ってストーリーが破綻してる、とか言うならまだわかるのだが。
>私の大好きなエロシーン(窪さんの描くエロは本当にエロい)がほとんどないので、北方のオジキが私の代わりに文句をひとりごちること希望〜。
エロシーンについての文句は出なかったのかしら・・。北方のオジキが恋しい笑
そして決選投票に残らなかった残り3作については、びっくりする程駆け足です。
「澤田瞳子さんの「落花」は、平安中期の僧を主人公に平将門の乱を巡る長編で、「たいへんよく調べられているという評価はあったが、キャラクターがストーリーに都合がよすぎるという指摘があった」。」
毎回言うけど、よく調べられてるっていう言葉、褒め言葉なのかなあ・・
>梵唄僧・寛朝以外の登場人物に全く好感が持てなかったのも残念だった。春を売る女性たちが何人か出てくるのだが、悪役だろうがそうでなかろうが、もう少し愛せるキャラクターにしてくれたらよかったのになあ、と。そんな脇役的な女性の好感度まで気が回らないのは仕方ないにしても、この作品のもう一人の主人公?である、平将門がバカすぎてイライラした笑
私が登場人物たちに愛情を持てなかったのは、キャラクターがストーリーに都合がよすぎたからだろうか。
澤田 瞳子(Sawada Toko)@nono_sansanそして応援下さる皆さま、いつも本当にありがとうございます。自著はどれもこれも大切な子供のようなものですが、『落花』はことに新聞連載時から幾人もの方にご教示を賜り、多くの方に愛され、素晴らしい挿絵まで添えていただき、とても幸せな子とありがたく思っております。心より御礼申し上げます。
2019年07月18日 05:21
澤田さん・・・次こそ応援してます!
「柚木麻子さんの「マジカルグランマ」は「明るくて軽いタッチで読みやすくて評価もあったが、残念ながら食い込んでくる物がないという意見があった。他の作品に比べて明るいところが損をしたのかなと思う」とした。」
うーん、明るいところが損をした・・とかそういうことじゃないと思う。
他の5作品に比べて全くダメだった、とか言ってわざわざ波風をたてる必要はないけど、上の澤田さんやこの後の原田さんの作品と比べて若干上、みたいな感じに受け取れそうな講評はどうかと思う。
はい、そしてお待ちかね、私が推しに推した原田さんの作品についての講評はこちら・・
一応読む前に言っておきますが!結構ひどいです。
「原田マハさんの「美しき愚かものたちのタブロー」は、国立西洋美術館の「松方コレクション」の数奇な運命と奇跡を描いたが、「作者が何を書きたいのか分からない」。」
終わり。
短い上にひどすぎる。
私が原田さんなら泣いちゃう。原田さんの代わりに泣いてあげたい。わーん。
というか、私が指摘していたとおりになってしまった・・・
>美術方面に疎そうなオールジジババ選考委員、原田さんの作品をわかった風な顔で強く推せるのかしら・・く〜!選考委員をはよ変えろ。
わかった風な顔で推すどころか、本当にわからなかったんやなあ・・・ある意味素直。
オールジジババ、さっさと選考委員ヤメロ。
作者が何を書きたいのか、本当にわからなかったのか?本当の本当に??
私、これが本当に本当に聞きたい。
何がわからなかったの?
歴史小説として読んでも面白かったし、ミステリーとして読んでも面白かった。
どう読むかは読者に任せるとしても、何が書いてあるかはわかるでしょ??
何が書きたかったのかわからない、という指摘は、どっちかっていうと私は窪さんの「トリニティ」の方だったけどなあ。それでも「わからない」わけではなかったけど。
また外れたよ〜という話を汗かき夫にしますれば
「また外れたの??でも惜しかったんじゃないの?」 ←ナニゲにひどい「また」。
「かすりもせず笑」
「あもちゃんは1位にしてた人、本当によかったの?」←もう信用ゼロ笑
「よかったよ!なんで外れたのかわからないくらいだよ!」
「・・嫌われてるんじゃないの?その人。」
「そういう問題じゃないよっ!」
とか言ったけど、今冷静に考えると本当に嫌われてるのかもしれん・・・
林のおばちゃんには原田さんの美貌と知性と経歴全てで嫉妬まじりで嫌われてそうなのは間違いないが、他の審査員からも嫌われてるのかもしれん。人柄が嫌われてるというか、作風が。
モリミン(森見登美彦)も審査員が変わらない限り、一生獲れなさそうだもんなあ。でもモリミンについてはちょっとわかるのだ。あの独特な世界観を理解できるジジババがあそこにいそうにないもん。でも原田さんの作品はそんな頭の固いジジババでもわかりやすいと思うんだけどなあ。
そりゃこれまでの原田さんのノミネート作品はちょっとした欠落や、イマイチと思われるところもありましたよ。でも今回の作品はなかなかすばらしかったと思う。あの作品の何がそんなに嫌われるんだろう?そして原田さんは一体どんだけすばらしいものを書けば獲らせてくれるんだろう。
純粋に聞きたい。本当に原田さんの作品の何がダメだったのか。
私の感性がもうダメなのか。それとも選考委員が悪いのか。うん、選考委員でしょうね。
そんでもってこの講評はいかがなものか。
何が言いたいかわからない、以外に何かあるでしょうよ。
なんかこう、ダメならダメで言いようがあるでしょうよ。
何が言いたいのかわからないって、自分たちはバカですって言ってるようなもんなんですけど!・・ま、合ってるけど。
オールジジババ、さっさと選考委員ヤメロ。そして目がチカチカする珊瑚柄のシャツは脱げ。
原田さんを思うと泣けてきた。
ま、原田さんはちっとも意に介してないと思うんですが。
これがまた、選考委員たちをイラッとさせるんでしょうなあ。売れっ子な上に美しい上にかっこいいからさ〜。
ちなみにそんな原田さんは我が郷土岡山のご出身です。ウフフ。
・・ってこの事実を毎度忘れるんですよね。
あんな知性的で都会的な方が岡山出身なわけないって思っちゃって。←言いたい放題笑
珊瑚のおばさんの講評じゃ全くわからん、知性的で都会的な原田さんの今作品について詳しく知りたい方はこちらをどぞー
こうなったら絶対西洋美術館の松方コレクション観に行くんだ。
こういう歴史があったこと(フィクションだけど)を知ってみると、違って見えると思うの。
モネとドビュッシーを想って、心をおだやかに・・・って穏やかでいられるかーーーーー!!
何が言いたいかわからない
何が言いたいかわからない
何が言いたいかわからない
一生、この傷は癒えなさそう・・・
原田さんはこのたび4度目の候補である。次に挙げられるとすると5度目の候補となるが、モリミンと一緒で、もう直木賞はいいんじゃないかな。
だってわからずやばっかなんだもん。
私の愛する黒ちゃんこと黒川博行や東野圭吾(ともに6度目の正直)バージョンを目指すのもいいが、伊坂幸太郎(候補すら辞退・・ウケル笑)バージョンもいいよね。
でも、自分を応援してくれる私みたいなファンや作品執筆にあたって多くの編集者のサポートを思うと、自分のため、というよりみんなのために辞退はないだろうし、やっぱり受賞したいだろうなあ。
今月7月は雨ばかりで、雨天コールドだったらよかったのだが、恥ずかしいくらい大量失点によるコールド負けで申し訳ない想いでいっぱいである。誰に?
後輩ともともからは
勝率はどれくらいなんです?
という死体にナイフを突き立てるような質問がきて、テキトーに3割くらい?と答えたが、多分3割は軽くきってるだろうなあ・・
私の黒ちゃんを当てたときの喜びの勢いで過去の成績についてまとめた記事はこちら
→『ホームラン速報。』(2014.7.17)・・5年前・・
この時以来、過去の成績については振り返りたくもないのでみてませんが(笑)、今度当てたらその喜びの勢いでやってみたいと思います〜
納得のいかないまま、候補者全員が女性という点で注目を集めた(と言うわりに大した注目度でもなかった)令和初の直木賞は終わり、珊瑚のおばちゃんは
「今回は偶然、女性作家の実力が高かった。多様な作品で、選ぶのに困るぐらい実力も伯仲していた。これが珍しいと思われないようになるといいなと思う」
と話したそうな。
実力が伯仲していたのかどうかはともかく、作家の性別はどうでもいいし、とにかく今後もいいものがいいと評価され、いいものがどんどん読めたらいいなあ、と思います。
・・でも原田さんが落とされたこの結果だけは許すまじ。
私が哀しみにうちしがれたままでいなければ、またくっそ寒い半年後、お会いしましょう!
さようなら!!!わーん。