結果、ふさわしい。 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

先日、我らの結婚記念日を祝うため、汗かき夫と演劇を観に行く。

観劇自体、記念日全く関係ないのだが、まあ何かやることがあったほうがよかろうと、その日にやっていた演劇を観に行くことに。

 

それがこちら「母と惑星について、および自転する女たちの記録」である。

 

毒親(毒母)を巡る三姉妹の物語なのだが、とにかく役者さんの好演っぷりに感嘆。

キムラ緑子の毒母っぷりに恐怖!!!

やっぱり「姉妹」ものは私が長女ということもあり、ここでも長女をつい贔屓しちゃう笑

詳細はまた後日!

 

しかし内容がとにかくヒリつくもので、前半終了後の休憩時に

「今日という日を祝うに全くふさわしくないものを選んでしまった」

と苦笑していたのだが、最終的にとても未来あるハッピーな前向きな感じになったので、なんだかんだでよかったんじゃなかろうか。

 

そして夜、汗かき夫がディナーの予約をしてくれていたのでそちらに向かう。

それまで少し時間があったので、2人で演劇プログラムなどを読みながら時間を過ごす。

 

これからディナーだというのにケーキを食べる。

こうしてぶくぶくぶく太っていくのだ!!

 

1時間ほど演劇について語り合ったあと、お店へゴー!

 

久方ぶりの六本木。

私たちの席は木目だったが、ガラスの席は中に桜があしらわれていて、春到来であった。

 →前回は多分こちら『壽 初春大歌舞伎 歌舞伎座百三十年

  約1年前か。ここは私の好きな店なのでもっと頻繁に来たいっっ・・|ω・`)チラッ!

 

過去、何度かこの店にランチに来たことはあったが、ディナーは初めて。

ディナーも100%楽しむぞい!

 

私&汗「記念日にいい演劇を見ることができたことに、かんぱ〜い!」

 

ソムリエ的な人「このあとのお飲物はいかがしますか。」

私「じゃあ、ちょっと見せてもらおうかな。」

ソムリエ的な人「はい、どうぞ。」

 

私「どれどれ・・・・うん、全然読めん。やっぱり全然わからないのでおまかせします〜」

ソムリエ的な人「メインに合わせますか?」

私「そうしてください。できれば赤をお願い。」

 

メインのお肉が個性的なので、スッキリ飲みやすい赤ワインを選んだ、とのことでした。

 

舌が心地よいと感じる温度で保存してあることに私は感動。

家のワインなんてそこらへんに転がしてるから、こんなにまろやかに保存できない!

ちなみに肝心の味だが、いい意味で全く個性のない目立たず控えめな赤ワインだった。

 

それにひきかえ、超個性的なメイン、うずらのお肉にフォアグラを詰めたもの。

 

店員「手で掴んで食べてもいいように、フィンガーボールもご用意しました。」

私「あっ、だから、フォークとナイフがないんですね。手で食べるんだ!」

店員「・・・いえ、これからフォークとナイフを出そうとしていたところです。すいません笑」

私「カァァァァァァァ〜〜〜〜(●´ω`●)」

店員「で、でも、全部手で食べてもギリギリセーフかも!」

私「いやいや、できるだけナイフとフォークで食べます笑」

 

うずらのお肉の間にフォアグラ。贅沢〜。

ナイフとフォークで頑張って食べました!

すんごくすんごく美味しくて、おかわりしたかったほど。

 

そしてデザートのこれまた美味しいタルトタタンを食べ終え、大満足で珈琲をすすっておりましたらば、

店「お一人2点ずつお選びください」

とかわいらしいトレーをもってきた。

 

イースターかな?(流行遅れのあもちゃん、イースターが何なのかは知らん)

 

私「かわいい〜♪」

汗「俺はいらないから、あもさんが4つ選びな。」

私「え〜、そんなに食べられないから、私の分の2つを選ぼう。」

 

私「じゃあ、まず1つ目はこれね。」

 

と言って私が指差したのは、かわいいウサギのお人形。

 

店員「これはダメです笑」

私「ですよね〜。」

 

というお決まりのコントを交わしたあと、2個を選んだものの、

 

私「2個だけなんて少ない・・やっぱり4つ選ぼうかな。」

汗「最初からそうしろや笑!」

 

ペロリと4つ食べ尽くしました!

 

今後ともよろしくお願いします記念日を、ひりつくようないい演劇とおいしい食事で過ごし、結果、とてもいい日になった。

 

今夜も月がきれいですね。