遅過ぎた春。 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

すっかり忘れていたが6度目のノミネートであった恩田陸さん。

6度目の正直、第156回直木賞授受賞、おめでとうございます!!

 

 

詳細についてはあとで触れるが、そりゃ〜多少(←?)外しちゃったけどさ、

確かに外しはしたけど、まあ当たったようなもんです。ええ。

がっかりするより、ようやく獲ってくれたかとほっと胸を撫で下ろした。

 

しかし誰よりも安心したのは他でもない選考委員でありましょう。

直木賞にノミネートされること6回。

その間にどんどん売れっ子になっちゃう恩田陸。

なのに直木賞がまったくそのスピードについていけず、今に至る。

とにかく早く受賞させねば、とここ数年、選考委員は内心焦っていたと思うね〜。

 

繰り返すまじ、村上春樹の大失態。

 ←芥川賞を受賞させてない大失態。万が一、億が一、ノーベル賞獲ったらどないすんの。

 

そんな今更感の漂う受賞ではあったが、恩田さん、

 

「直木賞作家です」

 

とテレビで嬉しそうに面白可笑しく言っていた。よかったね。私も嬉しい。

 

 

とにかく今は、プロコフィエフのピアノソナタ第2番を聞きながら、

恩田陸さんにお祝いを申し上げたいと思います〜。

おめでと〜!!

 

この作品を読むまではプロコフィエフにあまり興味がなかった私。

それが今やあもちゃん、プロコフィエフに夢中!

 ※恩田陸の作品にはプロコフィエフのピアノソナタは出てこないが、

  私の趣味と独断でお祝いの選曲とさせていただきました。

 

選評等詳細が出ましたらば、引き続き記事をアップいたします〜。